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[前日計量]2021.10.9

新宿で5年半ぶりに再戦!

左:吉野ムサシ(八王子中屋)
右:池上渉(DANGAN郡山)が激突!
 「8o2MEATLAB Present第43回ファイティング・スピリット・シリーズ」の前日計量が8日、都内のホテルで行われ、出場選手が計量に臨んだ。

 メインイベントではバンタム級8回戦で日本スーパーフライ級15位の吉野ムサシ(28=八王子中屋)と日本バンタム級14位の池上渉(31=DANGAN郡山)が激突する。

 両者は、2016年4月に対戦し吉野が2-1の判定勝ちを飾っている。計量を終えた2人に電話取材で意気込みを聞いた。
 
「ジムの代表として戦う」
 リミットちょうどの53.5kgでクリアした吉野は「しっかりとコンディションを作ってきたので明日のリングで爆発させるだけ。自分が勝つことでこの興行を締めたい」と自主興行初のメインイベンターに闘志を燃やすと、「勝って尽に繋げたい」と10月19日(火)に日本&WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座決定戦に出場する同門の日本ユース・スーパーライト級王者の佐々木尽(20)に勝利のバトンを繋ぐつもりだ。

返り討ちにする!

 一度勝利している池上に対し「一度勝っているが、お互いに強くなっているので別人だと思って戦う。リベンジに燃えているだろうが今回も自分が勝ちます」と返り討ち宣言した。

 今年7月に久保春平(宮田)を右カウンターで倒してランキング入りを果たした。「前戦は気持ちの良い試合を見せることができたので、今回も見に来てくれたお客さんに満足して帰ってもらいたい。流れの中でチャンスがきたらKOする」と好ファイトを約束した。
「ずっとリベンジしたいと思っていた」
 一方の池上は100gアンダーの53.4㎏で秤を降りた。「一度負けているが接戦だったので機会があれば再戦したいとずっと思っていた。吉野君のことは意識していたので、やっとその機会が来た」と意気込んだ。

ジムに勢いをつけたい

 ここ2戦、池上は敵地で勝利していて絶好調だ。「ジム全体のレベルが上がってきて、ジム内でのスパーリングで成長できている。対戦相手の対策が立てやすくなった」と好調の理由を話すと、「最近、ジムの勝率が悪いので、ここで自分が勝つことで勢いをつけたい」とジム頭としての自覚を示した。

 「吉野君は前回の試合で見事なKO勝ちをしたが、今回は僕が序盤に衝撃的な勝ち方をしたい」とノックアウトでのリベンジを誓った。
新宿FACEでゴング!