[ニュース]2011.8.14
結果★アグベコvsマレス
IBF世界バンタム級タイトルマッチ、王者ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)対アブネル・マレス(メキシコ/米)の12回戦は13日(日本時間14日)、米国ネバダ州ラスベガスのハードロックホテル&カジノで行われた。
○アブネル・マレス(メキシコ/米)
12回判定(2-0)
●ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)
この試合はIBFのタイトルマッチだけでなく、アメリカのテレビ局「ショータイム」が企画したバンタム級トーナメントの決勝戦でもあった。昨年12月、ヨニー・ペレス(コロンビア)から王座を奪還したアグベコと、元2階級制覇者ビック・ダルチニャン(アルメニア/豪)を下して決勝に駒を進めたマレス。戦前のオッズ(賭け率)は最終的には11対4でマレス有利と出ていた。
その数字に背中を押されたのか序盤はマレスが快調に飛ばした。初回にスリップ気味ながら幸運なダウンを奪うと、2回、3回も加点して序盤で大きくリードした。アグベコは4回に右を決めて反撃の狼煙を揚げて追い上げを開始。6回にはバッティングでマレスの 左目上が切れるなど、流れはアグベコに傾くかと思われた。しかし、マレスは折々にボディブローを打ち込んでペースをキープ。ただし、このボディショットは低打になるケースも多く、何度かラッセル・モーラ・レフェリーの注意も受けた。
11回、マレスはここでもベルトラインの下を叩き、アグベコが座り込むほどの苦痛を与えたが、レフェリーはこれを正当な打撃によるものと判断。アグベコから既定の8カウントをとった。
最終回はリードを自覚しているマレスが流し、アグベコが追い上げる展開となったが、そのまま試合は終了。
採点は115対111が二者、113対113が一者の2-0で新王者が誕生した。レフェリーの裁定には首を傾げる関係者が多かったが、判定に関してはマレスの勝利で異論はなかったようだ。
アテネ五輪出場の実績を持つマレスは25歳。23戦22勝(13KO)1分。「レフェリーに負けにされた」と訴えたアグベコは31戦28勝(22KO)3敗。
12回判定(2-0)
●ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)
この試合はIBFのタイトルマッチだけでなく、アメリカのテレビ局「ショータイム」が企画したバンタム級トーナメントの決勝戦でもあった。昨年12月、ヨニー・ペレス(コロンビア)から王座を奪還したアグベコと、元2階級制覇者ビック・ダルチニャン(アルメニア/豪)を下して決勝に駒を進めたマレス。戦前のオッズ(賭け率)は最終的には11対4でマレス有利と出ていた。
その数字に背中を押されたのか序盤はマレスが快調に飛ばした。初回にスリップ気味ながら幸運なダウンを奪うと、2回、3回も加点して序盤で大きくリードした。アグベコは4回に右を決めて反撃の狼煙を揚げて追い上げを開始。6回にはバッティングでマレスの 左目上が切れるなど、流れはアグベコに傾くかと思われた。しかし、マレスは折々にボディブローを打ち込んでペースをキープ。ただし、このボディショットは低打になるケースも多く、何度かラッセル・モーラ・レフェリーの注意も受けた。
11回、マレスはここでもベルトラインの下を叩き、アグベコが座り込むほどの苦痛を与えたが、レフェリーはこれを正当な打撃によるものと判断。アグベコから既定の8カウントをとった。
最終回はリードを自覚しているマレスが流し、アグベコが追い上げる展開となったが、そのまま試合は終了。
採点は115対111が二者、113対113が一者の2-0で新王者が誕生した。レフェリーの裁定には首を傾げる関係者が多かったが、判定に関してはマレスの勝利で異論はなかったようだ。
アテネ五輪出場の実績を持つマレスは25歳。23戦22勝(13KO)1分。「レフェリーに負けにされた」と訴えたアグベコは31戦28勝(22KO)3敗。