ボクシングモバイルニュース
[コロナ協議会]2021.9.7

コロナ対策強化!違反者はライセンス停止

新型コロナウイルス連絡協議会

 新型コロナウイルス対策連絡協議会(以下、コロナ協議会)が7日、オンラインで行われた。コロナ感染対策を強化するため、全国のジム関係者に対して今後、コロナ協議会への参加を義務付けることが検討された。

試合会場でマスクを外して声出しは1ヶ月ライセンス停止

 選手や関係者などJBC(日本ボクシングコミッション)のライセンスホールダーに関して、試合会場での感染防止対策のガイドライン違反者に対する厳罰化の具体例が明かされた。今回挙げられたのは2例。(1)会場内でマスクを外しての声出しは、1ヶ月のライセンス停止。(2)会場運営スタッフらへの暴言などは半年間のライセンス停止。ガイドライン違反者への厳罰化は既に申し合わせがされているため、具体的な処罰の実施は早急に始める方向で準備することが話し合われた。

コロナ陽性隔離後のジム復帰前にはPCR検査を!

 ジム運営に関して、ジム内の陽性者が隔離明けにジムワークを再開する場合は、PCR検査を実施し、陰性を確認することが話し合われた。また、抗菌剤の噴霧によるジム内の壁や床、及び練習道具からの感染リスク軽減も検討され、次回のコロナ協議会では、専門業者からの説明を受けるとした。

 選手や関係者に対してワクチン接種を推奨する一方で、ワクチンパスポートなどワクチン接種者に対する試合観戦の優遇措置などは、具体的には話し合われなかった。