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[試合決定]2021.8.30

岩川美花のV2戦が決定!

岩川美花(姫路木下)と鈴木菜々江(シュウ)が再戦
 DANGANプロモーションは30日、WBO(世界ボクシング機構)アトム級タイトルマッチ、王者の岩川美花(38=姫路木下)対元日本女子同級王者の鈴木菜々江(29=シュウ)を発表した。

 試合は、10月15日(金)に後楽園ホールで開催される「Victoriva.7」のメインイベントで行われる。
   両者は、昨年9月に神戸で対戦し岩川が2-1の判定勝ちで初防衛に成功した。舞台を後楽園ホールに変えてのダイレクトリマッチとなる。
後楽園ホールに乗り込む
 スイッチヒッターの技巧派ボクサー岩川は、鈴木の突進に手を焼きながらも的確なパンチでポイントをピックアップし、鬼門の初防衛戦をクリアした。
 後楽園ホールのリングに上がるのは、世界初挑戦した2016年12月以来、約4年10ヶ月ぶりとなる。アウェーで返り討ちを果たし他団体との王座統一戦をアピールしたい。
2度目の挑戦で王座を目指す
 挑戦者の鈴木は前戦、持ち前の馬力を活かし乱打戦に持ち込み善戦した。豊富な手数とスタミナを武器に悲願の世界王座奪取を誓う。臆することなく攻めて岩川の体力を削っていきたいところだ。
江畑佳代子(ワタナベ)が復帰!
 セミファイナルでは、元WBO女子世界ミニマム級王者の江畑佳代子(ワタナベ)と元WBO世界アトム級王者の池山直(フュチュール)が48.3kg契約6回戦で激突する。

 2018年12月に多田悦子(真正)に敗れて王座を陥落した江畑は、これが約2年11ヶ月ぶりのリングとなる。元世界王者対決で存在感を示す。
池山直(フュチュール)も再起戦
 拳を交える池山もこれが再起戦となる。池山は、2019年9月に花形冴美(花形→引退)が保持していたIBF王座に挑戦。2-1の判定負けで惜しくもベルトを逃した。持ち前の回転力を活かした連打で打ち合いに持ち込みたい。長らく日本女子ボクシングを支えてきた両者の試合にも注目だ。