[プロテスト]2021.8.30
愛媛県の升田ジムからプロボクサーが誕生!
升田ボクシングジム
日本ボクシングコミッション関西事務局のプロテストが29日、大阪東成区のグリーンツダジムで行われ、愛媛県の升田ジムから7名が受験し6名のプロボクサーが誕生した。
元OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者の升田貴久会長は、三迫ジムで2005年に王座に就くと2009年8月の世界戦を最後にグローブを吊るした。その後、三迫ジムでトレーナーを務め2016年に地元の愛媛県にジムをオープンし今年2月にプロ加盟した。
元OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者の升田貴久会長は、三迫ジムで2005年に王座に就くと2009年8月の世界戦を最後にグローブを吊るした。その後、三迫ジムでトレーナーを務め2016年に地元の愛媛県にジムをオープンし今年2月にプロ加盟した。
プロボクサーが一気に増えた
愛媛からテスト会場の大阪まで、前日から飛行機で行く選手や車で5時間かけていく選手、さらにフェリーからバスを乗り継いで来た選手もいたという。
電話取材に応じた升田会長は「思ったより早くプロボクサーが誕生した」と喜んだ。16歳で合格した選手が2名いるため、試合に出場できる17歳まで待つ。
女子選手の村上歩稔(26)はダイエットのためにジムに入門したが「最初からパンチとスタミナがあったので『人生を変えようよ』とプロの道に進めたら乗り気になってくれた」とほぼスポーツ経験がないものの合格した。
電話取材に応じた升田会長は「思ったより早くプロボクサーが誕生した」と喜んだ。16歳で合格した選手が2名いるため、試合に出場できる17歳まで待つ。
女子選手の村上歩稔(26)はダイエットのためにジムに入門したが「最初からパンチとスタミナがあったので『人生を変えようよ』とプロの道に進めたら乗り気になってくれた」とほぼスポーツ経験がないものの合格した。
左:升田貴久会長 右:中山翔貴君
ただ一人不合格となった中山翔貴君(20)だが、慢性腎不全で体調と相談しながら練習を重ね、最初で最後のプロテストだった。升田会長は「なんとか合格させたかったが、相手選手が強かったので仕方がない。翔貴は、同じ境遇の人たちに光を与える行動をしたと思う」と中山君の努力を称えた。
ボクシングが大好きでこれからもボクシングに携わっていきたいという中山君は、同ジムでトレーナーを目指す。 今後の升田ジムに期待だ!
ボクシングが大好きでこれからもボクシングに携わっていきたいという中山君は、同ジムでトレーナーを目指す。 今後の升田ジムに期待だ!