[海外試合結果]2021.8.8
英国でIBFフェザー級王座決定戦
ガラハッドvsディケンズ
英国・エセックスのブレントウッドのマッチルーム・ボクシング本社の敷地内『MATCHROOM FIGHT CAMP』で7日(日本時間8日)に開催された、IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級王座決定戦。同級1位キッド・ガラハッド(31=英)と、3位ジェームス・ディケンズ(30=英)が再戦で世界王座初載冠を目指した。
ガラハッドがTKOで王座獲得
サウスポーのディケンズに対して、スイッチヒッターのガラハッドは構えを巧みにチェンジしながら様子を伺うと、偶然のバッティングによりディケンズが左まぶたをカットした。その後もディケンズがパンチをコネクトさせれば、ガラハッドも軽打をまとめる一進一退の中盤戦。ラウンドが進むにつれてガラハッドの連打が上回り、ディケンズはカットが広がり鮮血する中、10回にガラハッドがローブローで減点を受けた。11回にはボディにパンチを集めるガラハッドがペースを掴み終了すると、ディケンズ陣営が左目の腫れとカットの出血により棄権を申し入れ試合は終了。ガラハッドが11回終了TKO勝利で空位のIBFフェザー級王座を獲得した。
再戦を返り討ちで制し、世界を獲得したガラハッドの戦績は29戦28勝(17KO)1敗。序盤のカットに苦しまされ敗れたディケンズは34戦30勝(11KO)4敗とした。