[電話取材]2021.8.4
黄金世代の馬場龍成がついにデビュー!
馬場龍成(三迫)が8月12日に出陣!
アマチュア71戦45勝26敗の成績を残し、プロに転向した馬場龍成(25=三迫)が8月12日(木)に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」スーパーフライ級6回戦で岡田兼弥(25=江見)を相手にデビュー戦を行う。
奈良県出身の馬場は、王寺工業高校でボクシングを始めて、東洋大学、自衛隊体育学校と進み東京オリンピック出場を目指したが叶わず、「プロの世界で勝負がしたい」と三迫ジムに入門した。
1996年1月の早生まれの馬場は、元世界3階級制覇王者の田中恒成(畑中)、元WBC世界バンタム級暫定王者の井上拓真(大橋)、元世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)を始めとした「1995年世代」としてアマチュア時代に活躍した。
電話取材で馬場にデビュー戦にかける思いを聞いた。
奈良県出身の馬場は、王寺工業高校でボクシングを始めて、東洋大学、自衛隊体育学校と進み東京オリンピック出場を目指したが叶わず、「プロの世界で勝負がしたい」と三迫ジムに入門した。
1996年1月の早生まれの馬場は、元世界3階級制覇王者の田中恒成(畑中)、元WBC世界バンタム級暫定王者の井上拓真(大橋)、元世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)を始めとした「1995年世代」としてアマチュア時代に活躍した。
電話取材で馬場にデビュー戦にかける思いを聞いた。
プロ入りを決意
東京五輪予選で敗退した馬場は「高校の恩師のような指導者になりたかったので、教員になるか迷ったが、プロに行かなかったら後々後悔すると思った」とプロ入りを決断した。
小学~中学と野球をしていた馬場だが、先輩に誘われて王寺工業高校ボクシング部に入部。「高校時代は、インターハイに出場したが全部1回戦で負けました」と大きな成績を残すことができなかったが、大学に進学すると2017年には全日本選手権、2019年国体を制した。さらに世界選手権など国際大会に出場するまでに成長した。
小学~中学と野球をしていた馬場だが、先輩に誘われて王寺工業高校ボクシング部に入部。「高校時代は、インターハイに出場したが全部1回戦で負けました」と大きな成績を残すことができなかったが、大学に進学すると2017年には全日本選手権、2019年国体を制した。さらに世界選手権など国際大会に出場するまでに成長した。
「ラフな戦いも身に着けていきたい」
現在は「ペース配分とプロならではのラフな部分も身に着けていきたい」と、同じ大学の先輩でコンビを組む椎野大輝トレーナーとプロ仕様にスタイルチェンジを図っている。
ジムでは、WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の寺地拳四朗(29=BMB)とのスパーリングで腕を磨いている。馬場は「拳四朗さんは実際に対峙してみると常にプレッシャーをかけてくるので気を抜けない。フィジカルが強くて拳が硬い。毎回くらいついていくのに必死です」と、世界王者の強さを肌で感じているようだ。
ジムでは、WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の寺地拳四朗(29=BMB)とのスパーリングで腕を磨いている。馬場は「拳四朗さんは実際に対峙してみると常にプレッシャーをかけてくるので気を抜けない。フィジカルが強くて拳が硬い。毎回くらいついていくのに必死です」と、世界王者の強さを肌で感じているようだ。
「アマとプロは別物」
対戦相手の岡田の映像を見た馬場は「プロで何戦も戦っている選手なので、油断できない。アマチュアとプロはまったくの別物。プロの厳しさを教えてもらおうと思っている」と、試合に臨む姿勢を口にした。
椎野大輝トレーナーとのコンビで頂点を目指す
椎野トレーナーは「アマチュアでやってきたスピードと距離感を活かしたボクシングで気持ちが強い」と馬場の強さを説明すると、「アマではポイントを取るスタイルだったので相手に効かせるパンチに改善している。最近は、パンチの感触が変わってきたし、緩急のつけ方を意識しペース配分を覚えてきた」とプロのスタイルに馴染んできたようだ。
馬場龍成のデビュー戦に注目!
「自分は特別、パンチ力があるとかフィジカルが強いわけではないが、スピードと駆け引きで勝ってきた」と話した馬場が目指すのはまずは日本王者だ。
「アマチュア時代から意識しているが、試合を楽しんで勝ちます」と、デビュー戦に向けての自信を口にした。
「アマチュア時代から意識しているが、試合を楽しんで勝ちます」と、デビュー戦に向けての自信を口にした。