[電話取材]2021.7.29
伊賀薫「最初から仕掛ける」
タイトル初挑戦の伊賀薫(真正)
日本女子アトム級6位の伊賀薫(28=真正)は、8月11日(水)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館・第2競技場)で開催される「REAL SPIRITS.75」のセミファイナルで日本女子ミニマム級王者の成田佑美(32=姫路木下)と空位のOPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王座を争う。
2019年2月にデビューした伊賀は、3戦目で初勝利を挙げると4連勝で初のタイトルマッチの舞台に立つ。ビッグチャンスに驚きを隠せなかった伊賀だが、「強い気持ちでベルトを獲る」と闘志を燃やした。
※撮影時のみマスクを外していただきました
2019年2月にデビューした伊賀は、3戦目で初勝利を挙げると4連勝で初のタイトルマッチの舞台に立つ。ビッグチャンスに驚きを隠せなかった伊賀だが、「強い気持ちでベルトを獲る」と闘志を燃やした。
※撮影時のみマスクを外していただきました
「プレッシャーはない」
「会長から『タイトルマッチが決まりそうだ』と言われたので、てっきり日本王座戦かと思ったらまさかの東洋太平洋王座だった。こんな早くタイトルに絡めると思っていなかったのでめちゃくちゃうれしい」と、伊賀は心境を口にした。
「次戦は自分にとってチャレンジとなる試合。失うものがないのでプレッシャーは感じていない。リングに上がるのが楽しみ」と決戦を心待ちにしていた。
「次戦は自分にとってチャレンジとなる試合。失うものがないのでプレッシャーは感じていない。リングに上がるのが楽しみ」と決戦を心待ちにしていた。
「どう来ても対応する」
成田の試合は後楽園ホールで観戦したことがあり、「同じジムの選手が出ていたので応援で行った時にたまたま成田選手を見たのだが、客観的に見てすごくテクニックがある選手。その時はまさか戦うとは思っていなかった」と話すと、「これまではリーチを活かしたボクシングをしていたが、相手の方がリーチがあると聞いている。どのようになっても対応できるように準備している」と、試合に向けて様々なパターンを用意している。
高校時代は陸上部で活躍
島根県で中学から高校卒業まで陸上部で長距離走を中心に活動し、駅伝では全国大会に出場経験がある。22歳で友人とアマチュアのジムに入会した際、プロ選手がインストラクターで働いていたのがきっかけで試合を観戦するようになると次第に興味を持ち、24歳で真正ジムに入門した。
「ベルトを獲る!」
「手数と前に出る気持ちの強さが武器」と言う伊賀は、「序盤から積極的に仕掛ける。相手もガンガン前に出てくると思うので絶対に引かない。スタミナには自信がある」と意気込んだ。
真正ジムは現在、WBO(世界ボクシング機構)女子ミニマム級王者の多田悦子(40)、OPBF東洋太平洋女子フェザー級王者の藤原芽子(40)、日本アトム級王者の長井香織(31)と3名の王者がいる。「私もチャンピオンの仲間入りをしたい」と言葉に力を込めた。
「相手はチャンピオンで自信をつけていると思うが、いかに攻略するか。私がベルトを巻きます!」と王座奪取を誓った。
真正ジムは現在、WBO(世界ボクシング機構)女子ミニマム級王者の多田悦子(40)、OPBF東洋太平洋女子フェザー級王者の藤原芽子(40)、日本アトム級王者の長井香織(31)と3名の王者がいる。「私もチャンピオンの仲間入りをしたい」と言葉に力を込めた。
「相手はチャンピオンで自信をつけていると思うが、いかに攻略するか。私がベルトを巻きます!」と王座奪取を誓った。