[試合後談話]2021.7.25
大阪帝拳ジムの芳賀慧彦が魅せた!
右:芳賀慧彦(大阪帝拳)が攻め立てた
西日本新人王トーナメント予選(2部)が25日、大阪堺市産業振興センターで開催され全9試合で熱戦が繰り広げられた。スーパーフライ級4回戦では湯浅未来翔(19=大鵬)と芳賀慧彦(24=大阪帝拳)が激突した。
約5年2ヶ月ぶりの復帰戦の芳賀は、東京から大阪のジムに移籍して初の試合となった。
本日の勝者は、9月19日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で行われる西日本新人王決勝戦に出場する。
約5年2ヶ月ぶりの復帰戦の芳賀は、東京から大阪のジムに移籍して初の試合となった。
本日の勝者は、9月19日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で行われる西日本新人王決勝戦に出場する。
芳賀慧彦(大阪帝拳)がKO勝ち
湯浅がキレのある右ストレートを繰り出すが、芳賀はガードしながらジリジリと距離を詰めて左ボディを好打。湯浅の体力を徐々に削りペースを手繰り寄せると、3回に左ボディで痛烈なダウンを演出。10カウントを聞かせて勝利した。
「勝ってスカッとした」
ブランクを感じさせない動きを見せた芳賀は「持ち前の打たれ強さとしつこさを活かして戦った。セコンドから『相手はボディを嫌がっているから攻めていこう』と言われたのでボディを攻めた。久しぶりに勝ってスカッとした」と、2014年10月以来の勝利に笑顔を見せた。
大阪で復活!
芳賀は、東京の古口ジム(現在は休会)でプロボクサーとして7戦3勝(1KO)3敗1分の成績を残し、元日本・OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和氣慎吾(現FLARE山上)らと汗を流していたが、2016年6月の試合で敗れたのを機にリングから遠ざかった。そして5年前に妻の実家の兵庫県宝塚市に引っ越して、ボクシングとは無縁の生活を送っていた。
「ジムを盛り上げていきたい」
しかし、「体を動かす目的で」と約1年半前に憧れの辰吉丈一郎氏が所属してた大阪帝拳ジムに入門すると「辰吉寿以輝さんが格好良くて、人間的にも惹かれて」とカムバックを決意した。
「辰吉さん(辰吉寿以輝)とのスパーリングやマスボクシングで勉強させてもらっている。同い年だが尊敬している。練習が楽しくて毎日充実している。これからも勝ち続けてジムを盛り上げていきたい」と新天地でのさらなる飛躍を誓った。
「辰吉さん(辰吉寿以輝)とのスパーリングやマスボクシングで勉強させてもらっている。同い年だが尊敬している。練習が楽しくて毎日充実している。これからも勝ち続けてジムを盛り上げていきたい」と新天地でのさらなる飛躍を誓った。