[試合後談話]2021.7.18
刈谷のメインも逆転KO!
左:丸木凌介(天熊丸木)
右:畑上昌輝(長崎ハヤシダ)
右:畑上昌輝(長崎ハヤシダ)
日本スーパーウェルター級5位の丸木凌介(30=天熊丸木)が18日、愛知・刈谷市あいおいホールで開催された「FOREVER CHALLENGE」のメインイベントに出場。スーパーウェルター級8回戦で畑上昌輝(29=長崎ハヤシダ)と対戦した。
タイトル再挑戦を目指す丸木と長崎から参戦した畑上が激闘を繰り広げた。
昨日17日に東京・八王子市富士森体育館で行われた日本ユース・スーパーライト級タイトルマッチ、王者の佐々木尽(八王子中屋)対挑戦者の湯場海樹(22=ワタナベ)戦では大逆転KO決着となったが、この日の刈谷も衝撃の結果となった。
タイトル再挑戦を目指す丸木と長崎から参戦した畑上が激闘を繰り広げた。
昨日17日に東京・八王子市富士森体育館で行われた日本ユース・スーパーライト級タイトルマッチ、王者の佐々木尽(八王子中屋)対挑戦者の湯場海樹(22=ワタナベ)戦では大逆転KO決着となったが、この日の刈谷も衝撃の結果となった。
丸木凌介(天熊丸木)が逆転勝ち!
ランキング入りに闘志を燃やす畑上が、距離を潰して左ボディから右ストレートを叩きつけて先手を奪うことに成功。左フックを狙う丸木だが、コーナーに詰められ苦しい展開が続いた。ペースを握った畑上は、3回に上下のコンビネーションで攻勢。4回には右アッパーで顔を跳ね上げ連打を浴びせた。KO負け寸前の丸木だが、ラウンド終了間際に左フックを直撃! 痛烈なダウンを喫した畑上は、なんとか立ち上がろうとしたが10カウントが数え上げられた。
「結果以外はダメだった」
逆転KOでランキングを死守した丸木は「コンディションが悪くて足が動かなかった。相手の右アッパーが効いた。最後の左フックは手応えがあり、もう起き上がって来ないと思った。今日は結果を出しただけで0点です」と苦笑いを浮かべると、「次戦はパンチをもらわないようにしていきたい」と抱負を口にした。
兄弟で頂点を目指す
丸木和也会長は「ポイントを取られていたので、4ラウンドは『(ポイントを)取り返してこい』とアドバイスした。今日は相手がよく攻めてきた。最後の左フックは上の選手はもらってくれない」と弟の大苦戦に厳しい表情を見せた。
勝利まであと一歩だったが…
一方、勝利目前で痛恨の一発を浴びた畑上は「試合を優勢に進めていたと思うが、最後は何のパンチをもらったか覚えていない。まだ、試合をした実感が湧かない」と初のKO負けに呆然とした。
「丸木選手とは新人王トーナメントの同期でランキングを持っていたので」と対戦を熱望して長崎から乗り込んだ畑上だが、わずかに勝利が届かなかった。
「丸木選手とは新人王トーナメントの同期でランキングを持っていたので」と対戦を熱望して長崎から乗り込んだ畑上だが、わずかに勝利が届かなかった。