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[非公開練習]2021.7.13

井上尚弥が練習を開始!

井上尚弥(大橋)がジムワークを開始
 WBA(世界ボクシング協会)バンタム級スーパー王者、IBF(国際ボクシング連盟)同級統一王者の井上尚弥(28=大橋)が13日、横浜市内の所属ジムで練習を開始した。
 
 井上は、6月19日(日本時間20日)に米国ラスベガスでIBF同級1位のマイケル・ダスマリナス(28=比)に3回TKO勝ちで防衛に成功し、改めて"モンスター"の強さを全世界に知らしめた。
 大橋ジムを通じて、井上のインタビューが届いた。
「ドネアと戦いたい」
■隔離期間を経て練習再開しました。
井上 (期間中は)筋トレはしていました。今日が本格的な練習になる。

■8月のカシメロvsリゴンドー戦は視察するか。
井上 ドネアだったら見に行く予定だった。リゴンドーになったので行かないですね。ドネアの応援に行きたかった。

■6月の防衛戦後、他団体王者のカードが動いた。
井上 タイミング的にはドネアとやりたい。あくまでも自分の希望です。年内にドネアとやって、8月14日の試合(カシメロvsリゴンドー戦)の勝者、WBO王者と来春あたりに対戦。バンタム級にとっても良い流れなのかなと。
残りのベルトを1本ずつ獲りにいく
■他王者と順番に対戦していくと。
井上 そうですね、1本1本いきます。本当はドネアとカシメロが対戦するのが理想でしたし、1番良い流れだとは思ったのですけど。

■8月14日の勝者は?
井上 リゴンドーがしっかり戦ったら判定勝ち。ただカシメロも一発がある。リゴンドーが倒す可能性も十分にある。カウンターパンチがうまいし、逆にカシメロは荒い部分がある。むしろ判定勝ちよりも可能性は高いかもしれない。(カシメロの)スピードのない大振りなパンチならリゴンドーの格好のえじきになりますね。結構、リゴンドーのKO勝ちがあると思う。

■ドネアとの再戦の意味は?
井上 ドネアがウバーリにああいう勝ち方をしたことが第一。あとは、WBCベルトを持っていること。それでドネア2をやる意味があると思う。
「ドネア戦は日本でできれば」
■ドネアの成長感じるか?
井上 対戦相手がウバーリだったから、あの展開になった。ドネアの体力だったり、反応だったりが、あの年齢で一昨年よりも上がるとは思えない。

■2年前のドネア戦は?
井上 自分の動きはすごく良かった。2ラウンド以降は片目で戦っていたこと踏まえると自信はあります。ドネアも怖いと思う、2回以降、片目であの戦い方、11回に(ダウンを)取られているわけですから。ドネアもリゴンドー戦の最終回で眼窩底骨折を経験している。どれだけ自分が(残り10ラウンドを)戦うのがきついか分かると思います。

■ドネア戦は日本か海外のどちらを希望しますか?
井上 どちらでも。ドネアとやるなら日本の方が盛り上がるんじゃないですかね。
東京五輪はボクシングを見る
■テレビで五輪は見ますか?個人的に(7人制ラグビー)松島や(バスケット)富樫と親交がありますが。
井上 2人とはLINEで常に連絡を取り合っているので、今回は友人が出る試合は見ます。ボクシング競技は自分がいけなかった舞台ですし見ます。

■スパーリングはいつから再開しますか?
井上 8月からですね。
バンタム級4団体統一へ
■相手はオーソドックスですか?
井上 当面はそうなります。リゴンドーが勝ったらサウスポー対策です。

■階級上げる計画はどこまで考えていますか?。
井上 スーパーバンタム級のことは、そこまで考えていない。まずはバンタム級4団体統一を集中して考えている。