[東京五輪]2021.7.11
元世界王者の富樫直美さんが聖火ランナー
富樫直美さんがセレモニーに参加
元WBC(世界ボクシング評議会)女子ライトフライ級王者の富樫直美さん(ワタナベ→引退)が9日、東京町田市で東京オリンピック点火セレモニーに参加した。
当初は、オリンピック聖火ランナーとして公道を走る予定だったが、新型コロナまん延防止のため、イベントはセレブレーション会場での点火セレモニーに変更となった。
富樫さんは、聖火ランナーユニホームを着用し、トーチに聖火を灯した。
当初は、オリンピック聖火ランナーとして公道を走る予定だったが、新型コロナまん延防止のため、イベントはセレブレーション会場での点火セレモニーに変更となった。
富樫さんは、聖火ランナーユニホームを着用し、トーチに聖火を灯した。
「五輪に関わることができて嬉しい」
セレモニー前に電話取材に応じた富樫さんは「アマチュア時代に北京五輪を目指していたが、正式種目になったのがロンドン五輪からになったことでプロに転向したのだが、こうして何十年も経てオリンピックにかかわることができてうれしい」と声を弾ませた。
そして、点火セレモニーを終えた富樫さんは「公道は走れませんでしたが、セレモニーに参加できて良かったです。いろいろとある中、オリンピックを開催すると決まったからには悪いのはコロナであり、懸命に頑張るアスリートを心から応援してオリンピックを楽しみたいと思います」とコメントを寄せた。
そして、点火セレモニーを終えた富樫さんは「公道は走れませんでしたが、セレモニーに参加できて良かったです。いろいろとある中、オリンピックを開催すると決まったからには悪いのはコロナであり、懸命に頑張るアスリートを心から応援してオリンピックを楽しみたいと思います」とコメントを寄せた。
現役時代の富樫直美さん
助産師ボクサーとして活躍した富樫さんは、2008年に世界王者に就くと7度の防衛に成功。2012年6月にメキシコでの試合に敗れ王座を陥落しその試合を最後にグローブを吊るした。引退後も助産師として都内の病院に勤務しながら夫と7歳の長女と5歳の長男で幸せに暮らしている。
現在はDANGAN AOKIジムでトレーナーも務めている
昨年4月にDANGAN AOKIジムから声をかけられたことがきっかけで、「ボクシング界に恩返したいなと思った時にキッズボクサーの育成がしたいと思った」と、昨年11月から同ジムで週1回、日曜日にキッズクラスを中心に担当している。
夫で元プロボクサーの滝田優二氏も昨年8月からトレーナーとして勤めている。
夫で元プロボクサーの滝田優二氏も昨年8月からトレーナーとして勤めている。