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[試合決定]2021.6.5

尾川堅一の世界戦が決定!

尾川堅一(帝拳)が世界の舞台に!
 帝拳ボクシングジムは5日、IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級3位の尾川堅一(33)の世界戦を発表した。
 尾川は、8月20日(日本時間21日)にアラブ首長国連邦のドバイで同級1位のシャフカッツ・ラヒモフ(26=ロシア)と空位の王座を争う。
 尾川は、2017年12月にIBF同級王座決定戦に出場し、テビン・ファーマー(米)に判定勝ちし王座を獲得。しかし、ドーピング検査で陽性反応が出たため、潔白を主張したが認められず無効試合となった。
 その後、1年間の停止処分を受けた後に再起すると、4戦3勝1分の成績を残し世界戦線に戻ってきた。
ドバイで暴れる!
 拳を交えるラヒモフは、今年2月に当時の王者のジョセフ・ディアス(米)に挑戦。しかし、ディアスが体重超過のため王座を剥奪され、ラヒモフが勝てばタイトル獲得という変則ルールでの世界挑戦となった。試合は引き分けで王座は空位となり、再びラヒモフにチャンスが回ってきた。
 ガードを高く固めてジャブからストレート、アッパーを上下に散らす技巧派サウスポーで左カウンターを得意としている。
 尾川は、これまで何度もサウスポーと対戦していて苦にしていない。ドバイという大舞台で世界のベルトを奪いにいく!