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[試合後会見]2021.5.28

スーパーライト級戦は期待通りの好ファイト!

左:アオキクリスチャーノ(角海老宝石)の右がヒット
 日本スーパーライト級2位の近藤明広(36=一力)と同級4位のアオキクリスチャーノ(32=角海老宝石)が28日、後楽園ホールで開催された「Figthing.Bee20&THE BOX」のメインイベント、スーパーライト級8回戦で激突した。
 タイトルマッチを見据える両者は、渾身の打ち合いで会場を盛り上げた。
アオキクリスチャーノが勝利!
 壮絶な打撃戦を制したアオキがサバイバルマッチに生き残った! 2回に右ストレートで倒したアオキだが、近藤も4回にボディブローから右ショートで反撃。その後はお互いに一歩も譲らない打ち合いとなったが、アオキは手数を増やして攻め立てるとワンツー、左ボディでポイントを奪った。
スーパーライト級には俺がいる!
 試合後に囲み取材に応じたアオキは「2回にダウンを奪って、次のラウンドで仕留めようとも思ったが、ガッと攻めると上手くいかないことが多いので冷静に攻めた。プレッシャーは自分の方がかけていたと思う。近藤選手は気持ちが強くて怯まなかったし、クリーンファイトをしてきた。タフな相手からダウンを奪えたことが収穫。良い試合ができて楽しかった」と価値のある勝利に胸を張った。
タイトル戦に名乗りを上げた
 OPBF東洋太平洋ランカーの近藤に勝利したことで、ベルトに大きく近づいた。アオキは「一度負けている永田選手(永田大士=日本王者)にリベンジしたいが、それよりも今はとにかく1本目のベルトが欲しい」と、タイトルマッチを熱望した。
 9月に第二子が誕生することを明かしたアオキは「家族やお腹の中にいる子どもに良い報告ができた」と満面の笑みを浮かべて会見を締めた。
採点表