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[試合決定]2021.5.17

ユーリ阿久井政悟vs桑原拓が決定!

すごいカードが決まった!
 大橋ボクシングジムは17日、「第79回フェニックスバトル」の日程と対戦カードを発表した。試合は7月21日(水)に後楽園ホールで行われ、メインイベントは日本フライ級タイトルマッチ、王者のユーリ阿久井政悟(25=倉敷守安)対同級6位の桑原拓(26=大橋)が行われる。
 フライ級で存在感を示しているチャンピオンの阿久井にデビューから無敗の桑原が挑む注目のカードが決定した!
2度目の防衛戦のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
 阿久井は、今年4月に地元岡山県でノンタイトル戦に出場予定だったが、対戦相手の中村祐斗(市野)の体調不良のため試合が中止となりこれが約9ヶ月ぶりのリングとなる。破壊力抜群の右ストレートで初回KO勝ちが多い阿久井だが、昨年10月の藤北誠也(三迫)との防衛戦では、卓越したテクニックとスタミナを証明した。
 後楽園ホールに上がるのは、2017年8月に中谷潤人(M・T)と空位の日本ユース初代フライ級王座を争って以来、約4年ぶりとなる。桑原との対戦にモチベーションも高いはずだ。
タイトル初挑戦の桑原拓(大橋)
 挑戦者の桑原は、アマチュア68戦50勝18敗の成績を残し2018年5月にプロデビューし、ここまで8戦全勝(4KO)と負け知らずだ。ハンドスピードと抜群のボディワークが魅力で打たせないボクシングを信条としている。
 今年3月には湊義生(JM加古川拳)に判定勝ちし、存在感をアピールした。選手層が厚い大橋ジムで着実にキャリアを重ねて勝負の一戦を迎える。
 阿久井の強打が爆発するのか?それとも桑原がスピードで翻弄するのか?目の離せない攻防が繰り広げられそうだ。
石井渡士也(REBOOT.IBA)と南出仁(セレス)が激突!
 セミファイナルでは、日本ユース・バンタム級王者の石井渡士也(20=REBOOT.IBA)がスーパーバンタム級8回戦で南出仁(26=セレス)と対戦する。石井は、昨年11月に兵庫県三田市で世界ランカーの石田匠(井岡)に判定負けを喫しこれが再起戦となる。
 拳を交える南出は2019年11月のGOD'S LEFTバンタム級トーナメント準決勝で敗れて以来の復帰戦となる。両者ともアマチュア仕込みのテクニックがあり、決定力の高さを併せ持つ。こちらも非常に興味深い一戦だ。