[前日計量]2021.4.23
沖縄で熱戦の予感! 比嘉大吾vs西田凌佑!
沖縄でバンタム級王座戦
WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ、王者の比嘉大吾(25=AmbitionGYM)対同級5位の西田凌佑(24=六島)の前日計量とPCR検査が23日、沖縄県那覇市内の病院で行われた。試合は明日の24日(土)に沖縄コンベンションセンターで開催される「LIFETIME BOXING」のメインイベントで行われる。
計量を終えた両者は、リモート取材で決戦に向けて意気込みを口にした。
計量を終えた両者は、リモート取材で決戦に向けて意気込みを口にした。
「やはり沖縄は良い」
比嘉が故郷・沖縄のリングに上がるのは、2018年2月にモイセス・フエンテス(メキシコ)に初回KO勝ちしWBC世界フライ級王座を防衛して以来、約3年2ヶ月ぶりとなる。リミットちょうどの53.5kgでパスした比嘉は画面越しで表情を見る限り、コンディションの良さを感じさせた。
比嘉は「雨なのでホテルから出ていないが、やはり沖縄は良いですね。試合が終わってから(沖縄の)雰囲気を楽しみたい」と故郷の空気に触れてパワーをもらっているようだ。
比嘉は「雨なのでホテルから出ていないが、やはり沖縄は良いですね。試合が終わってから(沖縄の)雰囲気を楽しみたい」と故郷の空気に触れてパワーをもらっているようだ。
「地元沖縄でKOする」
「身長が高くて仕上がりが良さそうに見えた」と横に並んだ西田の印象を語ると「相手がどんなスタイルで来ても、いつも通り攻める姿勢を貫くだけ」と比嘉の持ち味である野性味あふれるファイトを約束した。
「地元のお客さんは、KOするところを見たいと思う。明日はしっかりと倒したい」とこれまで何度も口にしてきたノックアウト勝利を宣言した。
「地元のお客さんは、KOするところを見たいと思う。明日はしっかりと倒したい」とこれまで何度も口にしてきたノックアウト勝利を宣言した。
4戦目でタイトル初挑戦
一方、挑戦者の西田もリミットちょうどの53.5㎏を測定した。これまで1階級上のスーパーバンタム級を主戦場としてきたが「いつも通りの減量方法で、少しずつ体重を落として順調に仕上がった」と万全のコンディションをアピールした。
比嘉は大晦日に、西田の同門で先輩のストロング小林佑樹(六島→引退)からタイトルを奪った。小林氏から比嘉の武器と弱点を伝授されたという西田は「(比嘉選手は)フェイントが上手いので気をつけるように言われた」と話した。比嘉攻略に向けて対策もバッチリだ。
比嘉は大晦日に、西田の同門で先輩のストロング小林佑樹(六島→引退)からタイトルを奪った。小林氏から比嘉の武器と弱点を伝授されたという西田は「(比嘉選手は)フェイントが上手いので気をつけるように言われた」と話した。比嘉攻略に向けて対策もバッチリだ。
「必ず勝ちます!」
この日、初めて比嘉と対面した西田は「イメージ通りの体格だった。強そうなオーラを感じた」と印象を口にした。今回の試合に向けて「前戦より走り込みもサンドバッグ打ちも増やした」と12ラウンドを想定してスタミナアップを図った。「相手の地元で不利予想が立っているが、練習してきたことを出して勝つ」と体格の利を活かし、4戦目でのタイトル奪取を誓った。
昨年12月に元日本王者の大森将平(ウォズ)に勝利し、一躍ホープに躍り出た西田が、"西の策士"武市晃輔チーフトレーナーとのコンビで再びアップセットを狙う!
昨年12月に元日本王者の大森将平(ウォズ)に勝利し、一躍ホープに躍り出た西田が、"西の策士"武市晃輔チーフトレーナーとのコンビで再びアップセットを狙う!