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[立ち話]2021.4.9

竹嶋宏心「阿部麗也撃破に秘策あり!」

竹嶋宏心(緑)
 日本フェザー級18位の竹嶋宏心(25=緑)は、4月21日(水)に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」でIBF(国際ボクシング連盟)同級11位の阿部麗也(28=KG大和)と対戦する。
 アマチュア101戦82勝19敗の成績を残しプロに転向した竹嶋は、順調に勝ち星を重ねていたが、2019年11月に「はじめの一歩フェザー級トーナメント」で現日本同級1位の渡部大介(ワタナベ)と対戦し引き分け敗者扱い、さらに昨年10月には日本ユース・スーパーフェザー級王者の波田大和(帝拳)に判定負けを喫した。同年11月に緑ジムに移籍した竹嶋は、再起戦で千載一遇のチャンスを得た。
 同門選手の応援のため、3月14日に刈谷市あいおいホールに来場していた竹嶋に話を聞いた。
世界ランカーに挑む
 再起戦で世界ランカーと拳を交える竹嶋は「復帰戦で弱い相手と戦いたくなかったので良い話が来たなと思った」と心境を語ると、「立ち会ってみてどう感じるか。面白い試合になると思う。作戦は秘密です。楽しみにしていてください」と、笑顔を見せた。
「ここから這い上がっていく」
 プロに転向後は6戦4勝(3KO)1敗1分だが自身が思うような結果は残せていないという。「悔しい思い。ここから這い上がっていく」。
「叩きのめす!」
 「ボクサーとして、人として尊敬しているミツロさんと一緒に練習したかった」と、1歳年上で高校生の時から親交が深い但馬ミツロ(26)が所属している緑ジムに移籍してきた。

 但馬とは、マスボクシングで手を合わせることもあるが「手加減してもらっているのですが、僕よりスピードがありテクニックがあります。本当に速いです!」。
 さらに「アマチュア出身でプロに転向した選手はほとんどが関東のジムに行くので、自分は地方で強くなりたい気持ちが強い」と語った。「自信はめちゃくちゃある。次戦は相当燃えているので叩きのめす!」と、拳を握りしめた。