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[前日計量]2021.4.3

天海ツナミvs緒方汐音! いよいよ決戦!

左:緒方汐音(寝屋川石田) 右:天海ツナミ(山木)
 WBO(世界ボクシング機構)女子ライトフライ級タイトルマッチ、王者の天海ツナミ(36=山木)対前OPBF東洋太平洋同級王者の緒方汐音(32=寝屋川石田)の前日計量が3日、大阪堺市内のジムで行われた。
 試合は明日の4日に大阪堺市産業振興センターで開催される「強拳ステージ&Keep Fighting.2」(第1試合午後3時15分開始)のメインイベントで行われ、真正ジム公式YouTubeチャンネル「BOXING REAL」でライブ配信される。
「インパクトのある試合をする」
 3度目の防衛戦を迎える天海は、200gアンダーの48.7kgでクリアした。電話取材に応じた天海は「スラっとしていてスピードがありそう」と挑戦者の印象を語ると、「基本的なレベルを上げてきた。緒方選手のスタイルを攻略するように会長としっかりと対策してきた」と意気込んだ。
 「明日の試合はレフェリーストップではなく、とにかく倒す。その一点です!」と言葉に力を込めた。「見た目からもこれまでの殻を破りたいと思った」と初めて金髪にした天海が大阪で強さを示す。 
「全力でぶつかる」
 一方、世界初挑戦の緒方も200gアンダーの48.7kgを測定した。緒方は「減量の影響でかなり小さく感じたが、明日の試合までには大きくなってくると思う。やはりオーラを感じた」とチャンピオンの雰囲気を肌で感じたようだ。
 「自信があるとは強く言えないが、1%の可能性に賭けて勝ちにいく。勝負は何が起こるかわからない。明日は悔いなく全力で戦うだけ」と寝屋川石田ボクシングクラブ初の世界王者を目指すべく決戦にリングに上がる。