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[前日計量]2021.3.13

刈谷が熱い! 空位の王座を懸けて再戦!

左:干場悟(蟹江) 右:溝越斗夢(緑)
 日本ユース・スーパーバンタム級王座決定戦の前日計量が13日、愛知県刈谷市の病院で行われ、王座を争う溝越斗夢(21=緑)と干場悟(23=蟹江)が会場に姿を現した。
 試合は、明日の14日(日)に愛知・刈谷市あいおいホールで開催される「GREEN Dream.14」のメインイベントで行われる。
 両者は、2019年7月に対戦し溝越が2回TKO勝ちしている。両者ともリミットちょうどの55.3㎏でパス。計量後に電話取材で意気込みを聞いた。
「テーマは冷静に戦うこと」
 緑ジム初のユース王者を目指す溝越は「学さん(村上学トレーナー)としっかりと対策してきたので、その成果を出せば必ず勝つことができる。自分のボクシングは喧嘩腰でいくと崩れてしまうので、明日は冷静に戦う」と勝利に自信を示した。
 ユース王座戦が盛り上がりを見せている。3月11日(木)に後楽園ホールで行われた日本ユース・ウェルター級王座決定戦、安達陸虎(大橋)vs小畑武尊(ダッシュ東保)戦に刺激を受けたという溝越は「安達選手が勝つと思っていたので結果を知って驚いた。勝負は初回で決まることもあるので、試合に向けてより気を引き締めた」。「前回は(干場選手に)勝ったが、次に戦ったらどうなるかわからないと思っていたので、まったく油断していない」と決戦に向けて緊張感を高めていた。
「自分のスタイルを貫く」
 一方の干場は「今回はなかなか体重が落ちなかったが、なんとかリミットまで落ちたので良かったです」と計量を終えて一安心すると、「自分ができることは前に出るだけ。気持ちで負けずに明日は必ずチャンピオンになる」とリベンジとベルト奪取を誓った。