[電話取材]2021.3.11
日本ユース王座戦は衝撃KO決着!
左:小畑武尊(ダッシュ東保)
右:安達陸虎(大橋)
右:安達陸虎(大橋)
日本ユース・ウェルター級王座決定戦が11日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.76」で行われ、日本同級5位の安達陸虎(22=大橋)と2017年ライト級新人王西軍代表の小畑武尊(22=ダッシュ東保)が火花を散らした。
ユース王座戦は、驚きの展開が待ち受けていた――。
ユース王座戦は、驚きの展開が待ち受けていた――。
小畑武尊が初回KO勝ちで新王者
大分から参戦した小畑が、ワンパンチKOで日本ユース王座を獲得した。長身の安達が、右ボディストレートで仕掛けるが、サウスポー小畑は慌てる素振りを見せず距離を詰めたところで左ストレートを直撃!背中から倒れた安達を見てレフェリーはノーカウントで試合をストップした。
「運も良かったと思う」
試合後に電話取材に応じた小畑は「ユースベルトは作りがしっかりしていて重たいですね」と会心の勝利に声を弾ませた。試合直後から携帯電話に祝福の電話やLINEメールがひっきりなしに届いてチャンピオンを実感しているという。
「無意識に近い感覚で出たパンチ。条件がたまたま一致して考えるより先に拳が出た。倒れるとは思わなかったのでビックリした」と勝負を決めた左ストレートについて振り返ると、「相手のストレートもおでこで受けていたしダメージはなかった。これまで一発のパンチに頼った試合はしてこなかったが、今回はあえてパンチ力を活かすスタイルに切り替えた」。「攻防した中で勝ったわけではないので、運も良かったと思う。再戦もあるかもしれないので次戦はしっかりとした形で勝ちたい」と冷静に話した。
「無意識に近い感覚で出たパンチ。条件がたまたま一致して考えるより先に拳が出た。倒れるとは思わなかったのでビックリした」と勝負を決めた左ストレートについて振り返ると、「相手のストレートもおでこで受けていたしダメージはなかった。これまで一発のパンチに頼った試合はしてこなかったが、今回はあえてパンチ力を活かすスタイルに切り替えた」。「攻防した中で勝ったわけではないので、運も良かったと思う。再戦もあるかもしれないので次戦はしっかりとした形で勝ちたい」と冷静に話した。
大分から頂点を目指す
ダッシュ東保ジム初のチャンピオン、そして日本ランキング入りを濃厚とした小畑は「九州にもこういう選手がいることをアピールできたと思う。3回目の東京での試合で勝つことができて嬉しい。今後はユース王座を保持しつつ日本王座を目指していきたい」と飛躍を誓った。