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[東日本総会]2021.2.26

東日本協会が外部評議委員制度を導入

東日本ボクシング協会総会

 東日本ボクシング協会の総会が26日、東京・後楽園ホールの展示会場で開催された。一般企業に置き換えると総会は株主総会に当たるもので、毎月行われている定例理事会は役員会に相当する。そのため、この日は東日本協会に加盟する各ジムの会長が出席して行われた。

 4月より5名で構成される外部評議委員制度を設置することが決議された。評議委員は理事及び幹事の選任及び解任、会長と常勤する理事に支給する報酬の基準と支給額などを評議する役割を担うこととなる。これにより、協会運営の透明性をより一層図るとした。

 今月11日に東日本協会の協力の下で開催されたボクシングチャリティーイベント「LEGEND」に関して、同協会員への事前の説明に不足があったこととイベント同日に協会主催のチャンピオンカーニバル(日本タイトルマッチ)が被ったことについて、執行部より謝罪があった。この件に関して、改めてヒヤリングの機会が設けられることとなった。チャリティーイベント終了後、LEGENDに参加した大橋ジムより東日本協会に500万円が寄付されたことが報告された。その他、ワタナベジム、ワールドスポーツジム、花形ジムなどLEGENDに参加したジムより寄付が行われている。

 今回の総会には、アマチュアボクシングを統括している一般社団法人日本ボクシング連盟の内田貞信会長も臨席していた。同連盟の会長が総会に招かれるのは初めてのこと。アマとプロの垣根を越えた交流が日本のボクシング界の更なる発展につながることが期待される。