[前日計量]2021.2.20
ライト級は激戦必至!
左:戸川叡二(姫路木下) 右:浦川大将(帝拳)
第67回全日本新人王決定戦の前日計量が20日、東京大田区の牧田総合病院で行われ、ライト級決勝5回戦で対戦する東日本新人王の浦川大将(23=帝拳)と西軍代表の戸川叡二(24=姫路木下)が顔を合わせた。
試合は明日の21日に後楽園ホールで無観客で開催され、日テレG+で午後2時から生中継される。
試合は明日の21日に後楽園ホールで無観客で開催され、日テレG+で午後2時から生中継される。
倒して勝つ!
200gアンダーの61.0kgで計量を終えた浦川は「体調はバッチリです」と万全の状態をアピールした。前戦は相手の棄権で不戦勝となり東日本新人王に就いた。「準決勝が負傷判定勝ちで不完全燃焼だった。決勝戦は気合いが入っていただけに、前日に試合がなくなったのはショックだった」と胸の内を明かすと「しっかりと倒して全日本新人王になります!」と意気込んだ。
17歳の時にアルバイトしていたラーメン屋の店長がプロボクサーだったことがきっかけで会場で観戦するようになりボクシングへの興味が沸いた。東京都葛飾区から千葉県に引っ越したのを機に「電車で1本で行けるので」と19歳で帝拳ジムに入門した。
「スパーリングでは毎回やられている。帝拳ジムに弱いサウスポーはいない」と2018年全日本スーパーライト級新人王の遠藤健太(36)や豊富なアマチュア経験を持つ李健太(24)とのスパーリングでサウスポー対策にも余念がない。今夜は大好物だという鰻を食べて決戦のリングに上がる。
17歳の時にアルバイトしていたラーメン屋の店長がプロボクサーだったことがきっかけで会場で観戦するようになりボクシングへの興味が沸いた。東京都葛飾区から千葉県に引っ越したのを機に「電車で1本で行けるので」と19歳で帝拳ジムに入門した。
「スパーリングでは毎回やられている。帝拳ジムに弱いサウスポーはいない」と2018年全日本スーパーライト級新人王の遠藤健太(36)や豊富なアマチュア経験を持つ李健太(24)とのスパーリングでサウスポー対策にも余念がない。今夜は大好物だという鰻を食べて決戦のリングに上がる。
何が何でも勝つ
一方、リミットちょうどの61.2kgでパスした戸川は「これまで応援で後楽園ホールに行ったことはあるが、リングに立つのは初めて」と電話口で決戦が待ち遠しい様子を伺わせた。
元々、オーソドックスだったが「同門の選手がサウスポーと対戦するので、左利きでスパーリングの相手を務めたらしっくりきて『これは使えるな』と思った。相手もサウスポーだと戦いにくいのではないか」とスイッチ戦法を取り入れた。
デビューから3連敗していた戸川だったが、そこから破竹の6連勝を飾っている。「初勝利した時に『パンチが当たれば倒せるんだ』と自信を持てたことが大きい。相手のパンチに過剰にビビらなくなった」と連勝の要因を語ると、「相手の右ストレートと左フックに警戒しながら自分の得意なパンチで勝ちたい」と言葉に力を込めた。
元々、オーソドックスだったが「同門の選手がサウスポーと対戦するので、左利きでスパーリングの相手を務めたらしっくりきて『これは使えるな』と思った。相手もサウスポーだと戦いにくいのではないか」とスイッチ戦法を取り入れた。
デビューから3連敗していた戸川だったが、そこから破竹の6連勝を飾っている。「初勝利した時に『パンチが当たれば倒せるんだ』と自信を持てたことが大きい。相手のパンチに過剰にビビらなくなった」と連勝の要因を語ると、「相手の右ストレートと左フックに警戒しながら自分の得意なパンチで勝ちたい」と言葉に力を込めた。