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[ジム紹介]2021.2.18

子どもやママさんが楽しめるジム

左:益田健太郎氏と梅本耕孝氏
 第68代、70代日本バンタム級王者の益田健太郎氏(38)が2月11日(木・祝)に東京都世田谷区成城に「RAD Boxing」をオープンした。
 このジムの特徴は、ボクシングはもちろんのこと、キッズ空手教室やキッズボクシング教室があり、さらにストレッチなど多岐多様にわたっている。完全予約制で曜日毎にメニューを決めて様々なことができるようになっている。
 益田氏は「ここに来ると気持ちがリセットできて『頑張ろう』と笑顔になれる場所を作りたい。一人ひとりと向き合っていきたい」と、オープンにあたって決意を口にした。

「RAD Boxing」
住所:東京都世田谷区成城1-1-5 成城TNビル3階
最寄り駅:小田急線成城学園前駅
電話番号:03-4362-5427
公園で遊ぶようなイメージ
 2017年12月の試合を最後に引退した益田氏は、元日本・OPBF東洋太平洋王者の葛西裕一氏が代表を務める「GLOVES」や元世界王者の下田昭文氏が代表の「SUGAR FIT BOXING GYM」、さらにEBISU K'sBOXでパーソナルトレーナーとして修業を積んだ後、「20件近く物件を見て」と世田谷区成城に自分の城を構えた。

 ジム内にリングは置かず、サンドバッグ6基、ウェイトトレーニング機器が置いてあるシンプルな作りだが「日差しが入ってくるので、公園のようなイメージで」と芝生が敷かれている。
現役時代は日本王者に2度就いた
 おもちゃも置いてあり「小さい子どもがひなたぼっこをしながら、お弁当を食べたりおもちゃで遊んだりして、その横でママさんがトレーニングできるようにした。ママさんが心が休まる時間を作りたかった。コンセプトは『ママのひと時』です」と語った。
 
 ボクシングで日本チャンピオンに2度就いた益田氏だが、空手出身で空手を指導できるのも強みだ。「子どもがストレスを発散できるような場所を作りたかった。子どもが頑張っているのを見て家族で利用もしてくれれば」と語った。
ウェイトトレーニング機器も充実している
 所属していた新日本木村ジムの後輩ボクサーで、2019年東日本スーパーバンタム級新人王準優勝の梅本耕孝氏(38)が、ウェイトトレーニングやキッズ体操教室を担当する。「これからは従業員を増やしていき、パーソナルトレーニングをしていきたい」。
 地元密着型のジムを目指すという益田氏は「隣のショッピングモールにある駐車場が無料なので、車で来ることもできるしアクセスは良いと思う」。
RAD Boxing
 「空手やボクシングをやっていく上で、本格的にボクシングをしたいという子どもにはプロのジムに紹介していきたい。未来のアスリートの懸け橋となる場所になれば」。「いずれはボクシングイベントなどもしていきたい」と夢は広がるばかりだ。