[電話取材]2021.2.12
畑中親子が拳を交える!
親子で世界王者を目指す!
日本人選手初の親子での世界チャンピオンを目指す日本フライ級1位の畑中建人(22=畑中)が、父であり元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長とマスボクシングで拳を交えディフェンス力の強化に努めている。
プロ入り後、初めて畑中会長と手を合わせた建人は、元世界王者の強さを「肌で感じた」と語った。
プロ入り後、初めて畑中会長と手を合わせた建人は、元世界王者の強さを「肌で感じた」と語った。
コンビを組む石原英康トレーナー
畑中は、ジムでコンビを組む石原英康トレーナーがパンチを繰り出しそれを避ける練習をしていたが「石原先生は元々サウスポーで、オーソドックスの動きではないなと思ったので自分から会長にお願いした」と1週間前から始めた。畑中会長が左だけを使い、建人はパンチを出さず防御に徹する形で行われている。
畑中会長の技術を取り入れる
畑中会長との対人練習を終えた建人は「駆け引きの部分で上手さを感じた。会長はスピードはないのに、フェイントが上手いのでたまにパンチをもらってしまう。こういった試合運びがあるんだと参考になっている」と、新たな収穫を口にした。
強さに磨きをかける
トップコンテンダーに上り詰め、いよいよ日本王座挑戦に期待がかかる。「試合が決まっていないので、何とも言えないが、試合どうこうよりもスキルアップを図っていきたい」と、今後の抱負を口にした。