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[LEGEND会見]2021.2.3

日本ユース王者が東京五輪日本代表と激突!

京口紘人vs八重樫東

 2月11日(木・祝)に開催されるボクシングチャリティーイベント「LEGEND 」(代々木第一体育館)の対戦カード発表記者会見が4日、都内のホテルで行われた。会見に先立って、今回も前回と同様に報道関係者全員のPCR検査が行われた。3月13日には米国デビュー戦を迎える京口紘人(27=ワタナベ)は八重樫東(37=大橋→引退)と拳を交える。この2人は試合はもちろん、スパーリングでも手合わせしたことがないとのことで「2月11日は楽しみたい」と京口本人もエキシビジョンを心待ちとした。これには八重樫も「京口君の練習相手になるように調整してまいります」と応えた。昨年9月に引退した後、現在は大橋ジムでトレーナーを務める「激闘王」だが、建国記念日のイベントに向けて現役選手らと走り込み合宿を決行!「僕は話で盛り上げるのは出来ないので、スパーリングで盛り上げたい」と述べた。

LEGENDチャリティーボクシングイベント

 昨年3月にヨルダンの首都アンマンで開催されたアジア・オセアニア予選で東京五輪出場を決めた男子69kg級日本代表の岡澤セオン(鹿児島県体育協会)と対戦する日本ユース・スーパーライト級王者の佐々木尽(八王子中屋)の口からはプロの意地という言葉が出た。「ボコボコにしてやろうと思う。ダウンを取ってやるという気持ち。3分3ラウンドはアマチュア有利というが、気にしてない」と自分の名前を売る絶好の機会を得たことを喜んだ。昨日の会見でプロへの対抗心を一番見せた岡澤との対決は、注目を集めること間違いなし。

プロvsアマ!

 リオ五輪にも出場したアマ屈指の実力者、成松大介(自衛隊体育学校)と対戦することが決まった平岡アンディは「アマチュアのレジェンドと呼べる選手、いい試合になる」と抱負を語った。

2月11日(木・祝日)代々木第一体育館

 プロボクサーに転向した元K-1チャンピオン武居由樹(大橋)。ボクシングの世界では、キャリアをスタートさせたばかりとあって、八重樫トレーナーからは「まだレジェンドではないです」と発破をかけられたが、対戦相手の木村翔は「どのくらい強いのか興味がある」と試金石役を買って出た。ボクシングルールでどこまでできるのか、楽しみなカードだ。

レジェンド竹原慎二氏
 イベント当日は解説を務める元WBA世界ミドル級チャンピオン竹原慎二氏は「プロはアマに負けないように」とエールを贈った。