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[予備検診]2020.12.29

井岡一翔と田中恒成! ツーショットはなし!

決戦まで残り2日!
 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級タイトルマッチの予備検診とPCR検査が29日、都内で行われ、王者の井岡一翔(31=AmbitionGYM)と1位の田中恒成(25=畑中)が会場に姿を現した。
 検診後のツーショット写真撮影はなく、それぞれがリモートで意気込みを語った。
 試合は、大晦日に東京・大田区総合体育館で開催される「SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS」のメインイベントで行われ、当日午後6時からTBS系列で全国生中継される。
 頂上決戦まで残り2日! 2020年を締めくくるスーパーファイトが刻々と近づいてきた!
グローブチェックが行われた
 検診前にはグローブチェックが行われ、井岡はエバーラストの黒色、田中はウィニングの黒色のグローブを使用することになった。
 検診の結果、井岡がリーチで2cm、胸囲で5.5cm上回っていることが判明した。取材に応じた井岡は「試合まで残り2日だが、良いコンディションできている。関係者のおかげでここまで順調に仕上げることができた。あとは結果で返したい」と必勝を誓った。
レベルの違いを見せる
 「やってみないとわからないが、体格やリーチが違うと戦い方も違ってくるので、そういう意味では(数字はあまり変わらないので)いつもの試合より戦いやすそう。何度も言っているがレベルの違い、格の違いを見せる」と自信たっぷりだった。
 髪を編み込んだコーンロウのヘアスタイルにした井岡だが「特に意味はない。切りたくなかっただけ」と笑顔を見せた。
最高の準備ができた
 続けて取材に応じた田中は「最高の準備ができた。チームが一丸となって準備してくれたおかげで、コロナというマイナスな時期でも、一番良い練習ができた。(スーパーフライ級転向初戦だが)減量を含めてかなり調子が良い。今までとは体の変化も体調の変化も違う。当日は間違いなく良いパフォーマンスを見せることができる」とこちらも勝利を確信していた。
世代交代する
 これまで世代交代を口にしてきた田中は「井岡選手は本当に良い選手なので、すごい試合になると思う」と名勝負を約束すると、「計量まであと1日あるので、試合まで気を抜かずに我慢してコンディションを整えたい」と語り会見を締めた。
検診結果
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者:井岡一翔(AmbitionGYM)
身長:164.8cm
頸周:33.5cm
胸囲:90.0cm
リーチ:169.0cm
血圧:132/85mm/Hg
脈拍:95/min
体温:36.3.℃

挑戦者:田中恒成(畑中)
身長:164.6cm
頸周:35.2cm
胸囲:84.5cm
リーチ:167.0cm
血圧:127/80mm/Hg
脈拍:49/min
体温:36.4℃