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[試合後談話]2020.12.26

スーパーバンタム級戦!赤穂亮vs中村祐斗

 スーパーバンタム級に主戦場を移して5試合目となる赤穂亮(横浜光)が26日、墨田区総合体育館で開催された「カケルホールディングスpresents A-SIGN Boxing 」のセミファイナルに登場。スーパーフライ級6位の中村祐斗(市野)と対戦した。

 この日のアンダーカードでは、日本ユーススーパーライト級王座決定戦も行われた。東のハードパンチャー佐々木尽(八王子中屋)と西のホープ石脇麻生(寝屋川石田)が拳を交えた。

パワーとスピードとステップワークで魅力!

「初回はセコンドに言われていたので、様子を見た」と話した赤穂は2回、ステップインとアウトを繰り返して、上下左右にパンチを打ち分けてリズムを掴むと最後は右アッパーで試合を決めた。「最近の自分のボクシングが出来た」とパワーだけに頼らず、フットワークを生かしたスピード感のあるファイトスタイルを披露して2020年を締めくくれたことを素直に喜んだ。

「今が一番強い」赤穂亮(横浜光)

 来年は「WBOアジアパシフィック王者のジュンリエル・ラモナル(比)」への挑戦を念頭に準備を始める。「たぶん今が一番強い」と円熟期に入ったことを宣言した赤鬼が2021年、大暴れしそうだ!

スーパーライト級に佐々木尽あり!
 注目のスーパーライト級日本ユース王座決定戦は、初回から左フックを強く振り抜く佐々木がハイペースでプレスをかけながら攻め立てるとガードを固めてジャブから組み立てを図る石脇を圧倒。3ラウンドで試合を決めた。

 試合後のリングでマイクを渡された新チャンピオン佐々木は「来年は日本タイトルも挑戦したい」と、はやる気持ちを抑えきれず。「強い石脇選手が相手だったから準備ができた」と前回の試合から2ヶ月で調整して臨んだタイトルマッチでの初戴冠を喜んだ。
次は日本タイトル?