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[前日計量]2020.12.25

世界ランカー赤穂亮に中部の強打者がアタック!

左:中村祐斗(市野)と右:赤穂亮(横浜光)が激突!
 元日本バンタム級王者でWBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級11位の赤穂亮(34=横浜光)と日本スーパーフライ級6位の中村祐斗(23=市野)が25日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。
 試合は明日の26日に東京・墨田区総合体育館で開催される「カケルホールディングスPresentsA-SIGN BOXING」セミファイナル、スーパーバンタム級8回戦で行われる。
 24日にPCR検査が行われ、両者とも陰性結果だった。電話取材で試合への意気込みを聞いた。
良い練習ができた
 計量を終えて指定ホテルへ移動中の赤穂がボクモバの電話取材に応じた。「コロナ禍でトップ選手達も練習ができない中で、ジムの協力で、トレーナーと自分の2人きりでジムを使って練習をしてきたので、内容の濃い良い練習ができた。スーパーバンタム級にもやっと体がフィットしてきたし、子供も生まれたので、来年に向けてステップとなる試合をしますよ」。計量直後にも関わらず、ハリのある声で充実ぶりをアピールした。
自分のボクシングをして勝つ
 一方、200gアンダーの55.1kgでパスした中村は主戦場のスーパーフライ級から2階級上げてリングに上がる。「階級を上げた分、リスクはあるがパンチが乗るメリットもある」とプラスに捉えると、「相手が有利だと思われているが、そう簡単にはさせない。このチャンスをモノにする」と下克上宣言した。
 「やっと試合ができる」と約1年1ヶ月ぶりの試合を喜ぶと「前に出て自分のボクシングをして勝ちにいく」と世界ランカー撃破に自信を示した。