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[試合決定]2020.12.11

佐川遼と丸田陽七太の好カードが決定!

フェザー級サバイバル戦が実現
 三迫ボクシングジムは11日、日本フェザー級タイトルマッチ、王者の佐川遼(26=三迫)対同級1位の丸田陽七太(23=森岡)戦の日程を発表した。
 試合は2021年2月11日(木・祝)に後楽園ホールで開催される「FUJI BOXING DIAMOND GLOVE」のメインイベントで行われる。
 当初、今春に行われる予定だったが新型コロナの影響で延期となっていた。今年1月に募集したボクモバアンケート「チャンピオンカーニバル注目の一戦」でダントツの1位に選ばれた好カードがついに実現する!
今年8月に2度目の防衛に成功
 これが3度目の防衛戦の佐川は、昨年9月の王座決定戦で阿部麗也(27=KG大和)に判定勝ちし戴冠すると2度の防衛に成功した。今年8月の試合では竹本雄利(24=クラトキ)に右ボディで10カウントを聞かせ王者の力を示した。
 強烈な右ストレートを軸に試合を組み立てる試合巧者で、フィジカルが強くタイトルマッチを重ねて着実にキャリアを重ねている。指名挑戦者の丸田を撃破して世界をアピールしたい。
日本王座初挑戦の丸田陽七太(森岡)
 一方、日本王座初挑戦の丸田は、昨年10月の挑戦者決定戦で3回TKO勝ちし挑戦権を獲得した。現在、引き分けを挟んで5連勝中と好調をキープしている。180cmから繰り出されるジャブと右ストレートにはキレがあり、多彩なコンビネーションで仕留める決定力を持ち合わせている。約1年4ヶ月ぶりのリングの丸田は、満を持してベルトにアタックする。
期待のホープがユース王座戦
 アンダーカードでは空位の日本ユース・ライトフライ級王座をかけて堀川龍(20=三迫)とOPBF東洋太平洋ミニマム級2位の重岡優大(23=ワタナベ)が激突する。

 2018年インターハイ優勝の実績を残しプロに転向した堀川は、3戦目で敵地中国で世界ランカーと分の良い引き分けを演じた。スピードを活かした強気の攻めが身上で5戦目でユース王座に挑む。

 WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者の重岡銀次朗(21=ワタナベ)の兄・優大はアマ92戦82勝(20KO)10敗の成績を残しプロに進むと、2戦目で現OPBF東洋太平洋ミニマム級王者のリト・ダンテ(30=比)にノンタイトル戦で判定勝ちし評価をあげた。アマ仕込みのテクニックとスピードを武器に戦う好戦的なサウスポーだ。