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[試合後会見]2020.12.5

永野祐樹が貫録勝ち! 決めたのは右フック!

右:永野祐樹(帝拳)が再起戦
 前日本ウェルター級王者の永野祐樹(31=帝拳)が5日、後楽園ホールで開催された「第597回ダイナミックグローブ」のセミファイナル、ウェルター級8回戦で日本同級15位の安藤暢文(32=高崎)と拳を交えた。
 王座返り咲きを目指す永野は、原点回帰をテーマに掲げて得意の左ストレートを強化してきたが、勝負を決めたのは右フックだった。
永野祐樹(帝拳)が初回KO勝ち
 永野が王座奪還を強烈にアピールした!サウスポー同士による一戦は、安藤が細かくジャブを突きながら仕掛けるが、永野はブロックで冷静に対応。ワンツーを決めると近距離で右フックをジャストミート!初回KO勝ちで再起戦を飾った。
早く倒せてよかった
 試合後にオンライン会見に臨んだ永野は「左ストレートを重点的に練習してきて、右は自然の流れで出せればと思ったが、良い感じで出すことができた。拳に感触があったのでこれは立ち上がってこないかなと思った」と会心の勝利に胸を張った。
チャンピオンに返り咲く
 2020年をKOで締めくくった永野は「次に負けたら終わりだと思っている。チャンピオンになるまで勝ち続ける」と王座に返り咲くことだけを考えている。