[予備検診]2020.11.1
京口紘人が胸囲で9.5㎝上回る
京口紘人(ワタナベ)とタノンサックが初対面
WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級タイトルマッチの予備検診が1日、大阪市内の関西ボクシングコミッション事務局で行われ、スーパー王者の京口紘人(26=ワタナベ)と同級10位のタノンサック・シムシー(20=グリーンツダ/タイ)が会場に姿を現した。この日、初対面した両者だったが、ほとんど目を合わせることなく戦闘態勢に入っていた。
試合は、11月3日(火・祝)にインテックス大阪で開催され、新型コロナ禍以降、国内で行われる日本人男子選手初の世界戦となる。
試合は、11月3日(火・祝)にインテックス大阪で開催され、新型コロナ禍以降、国内で行われる日本人男子選手初の世界戦となる。
数字は気にならない
初めてタノンサックを見た京口は「20歳で世界初挑戦するのはすごいことだと思う。ただ、緊張しているように見えた」と冷静に分析。リーチは相手の方が上だが「上の階級の選手とスパーリングしていたので特に気にならない」と意に介さなかった。
この日は米国ラスベガスで井上尚弥(27=大橋)の試合が行われた。井上とは同い年で親交が深いが「試合は見ないで結果だけ見る」と自身の試合に集中する。
マスク越しにも表情が引き締まっていて、2日後の決戦に死角はないと見た!
この日は米国ラスベガスで井上尚弥(27=大橋)の試合が行われた。井上とは同い年で親交が深いが「試合は見ないで結果だけ見る」と自身の試合に集中する。
マスク越しにも表情が引き締まっていて、2日後の決戦に死角はないと見た!
リーチを活かしたボクシングをする
一方、初めて予備検診に臨んだタノンサックは「(京口は)強そうな体つきをしていたが問題なく私が勝つ。緊張しているが当日は全力を尽くすだけ」と淡々と語った。
タノンサックの方がリーチで6㎝上回っていることが判明。驚いた様子を見せると「リーチを活かした試合をしたい」と意気込んだ。
タイに比べると、日本の寒さが懸念されるが、今回で4回目の日本のリングで「12月に試合をしたこともあるし慣れている」と問題はないようだ。
タノンサックの方がリーチで6㎝上回っていることが判明。驚いた様子を見せると「リーチを活かした試合をしたい」と意気込んだ。
タイに比べると、日本の寒さが懸念されるが、今回で4回目の日本のリングで「12月に試合をしたこともあるし慣れている」と問題はないようだ。
検診結果
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者:京口紘人(ワタナベ)
身長:162cm
頸周:37cm
胸囲:89.5cm
リーチ:161cm
血圧:122/77mm/Hg
脈拍:77/min
体温:36.5℃
挑戦者:タノンサック・シムシー(20=グリーンツダ/タイ)
身長:160cm
頸周:34cm
胸囲:80cm
リーチ:167cm
血圧:115/80mm/Hg
脈拍:46/min
体温:36.4℃
王者:京口紘人(ワタナベ)
身長:162cm
頸周:37cm
胸囲:89.5cm
リーチ:161cm
血圧:122/77mm/Hg
脈拍:77/min
体温:36.5℃
挑戦者:タノンサック・シムシー(20=グリーンツダ/タイ)
身長:160cm
頸周:34cm
胸囲:80cm
リーチ:167cm
血圧:115/80mm/Hg
脈拍:46/min
体温:36.4℃