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[ラスベガス特集]2020.10.31

モンスター降臨。明日、世界を震撼させる!

平岡アンディと井上尚弥
 WBA(世界ボクシング協会)スーパー・IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級統一王者の井上尚弥(27=大橋)対ジェイソン・マロニー(29=オーストラリア)の前日計量が日本時間31日に米国ラスベガスMGMグランドコンベンション内に用意したボクシングの特設会場「bubble」で行われ、計量前後の様子が、大橋秀行会長を通じて届いた。
 計量前にメディカル検査を行い、現地時間午後1時から第1試合に出場する平岡が一発で計量をパス。コロナ対策として計量会場に入れる関係者も制限されているとあって淡々と計量が行われた。
 試合は日本時間11月1日(日)に米国ラスベガス「bubble」で行われ、当日午前10時30分からWOWOW「エキサイトマッチスペシャル」で生中継され、同日午後8時からフジテレビで放送される。
計量後はステーキを口にした
 計量が終わると水分補給をし、一息ついたところで生中継をするWOWOWのインタビューを受けた。
 井上は、計量会場からホテルへ戻る際は、事前に関係者を通じて用意してあったスターバックスのフラペチーノをおいしそうに飲みながら部屋へ戻り、部屋ではステーキとご飯を笑顔で平らげた。
15秒のフェイスオフ
 食事を終えると、現地中継のESPN解説陣とのzoomインタビュー。解説陣の中には元世界2階級制覇王者のアンドレ・ウォード氏(36)や元世界2階級制覇王者のティモシー・ブラッドリー氏(37)らが質問をした。このインタビューをもってすべての試合前メディア対応は終了した。夕食は再びステーキを「bubble」外から配達してもらい口にした。
 午後9時には渡米3度目のPCR検査を選手関係者全員が受けることになっており、再び翌朝まで部屋から出れない状態になる。
明日、ゴング!
 昨年のWBSS決勝戦でノニト・ドネア(フィリピン/米)とボクシング史に残る名勝負を繰り広げてから約1年ぶりのリングに上がる井上。待ちに待った井上の試合がついに始まる!
 挑戦者のマロニーは一筋縄でいかない強敵だが、ボクシングファンが見たいのは、井上の洗練されたテクニックと豪快な倒しっぷりだ。
 本場ラスベガス初登場、しかもスーパースターしか立つことのできない「bubble」で我ら"モンスター"がどのようなパフォーマンスを見せるのか!?
 これまで何度もファンの想像をはるかに超える試合をしてきた井上に期待するばかりだ!