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[試合後電話取材]2020.10.3

沖縄出身の川満俊輝が激戦を制した!

左:川満俊輝(三迫)右:野田賢史(帝拳)
 デビューから4戦全勝の川満俊輝(25=三迫)が3日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」ライトフライ級6回戦に出場。野田賢史(25=帝拳)と壮絶な打撃戦を繰り広げ4回TKO勝ちした。
 試合後に電話取材に応じた川満は、沖縄県宮古工業ボクシング部の同級生で、10月26日(月)に後楽園ホールで再起2戦目に臨む、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(25=Ambition)に勝利のバトンをつなげることができたと喜んだ。
川満俊輝(三迫)が5連勝
 試合は、初回から激しいパンチの応酬で会場を盛り上げた。野田がジャブから左ボディを決めれば、川満も左ボディを突き刺し応戦。距離を詰めた川満は、3回に上下に打ち分け連打でダウンを奪うと、4回に懸命に食い下がる野田を仕留めた。
気持ちでカバーした
 電話に出た川満は「相手のパンチを浴びたが焦らず、攻め切ることができた。技術が足りないところを気持ちでカバーした。自分にとって大きな1勝になった」と声を弾ませた。同級生の比嘉とは今でも連絡を取り合う仲で、試合前もLINEでやり取りをしたという。
ミニマム級で頂点を目指す
 この勝利でA級に昇格した川満は「これからもジムに決めてもらった試合を勝っていき、日本ランキング入りを果たしたい」とミニマム級での王座獲得を目指す。
 試合が終わり何がしたいかと聞かれた川満は「ミスタードーナツが好きなので早く食べたいです」と電話口で笑った。