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[試合決定]2020.9.29

桑原拓と湊義生の東西ホープ対決が決定!

1月14日はセミファイナルも熱い!
 大橋ボクシングジムは28日、日本フライ級9位の桑原拓(25=大橋)が2021年1月14日(木)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.75」セミファイナル、スーパーフライ級8回戦で2018年全日本フライ級新人王の湊義生(22=JM加古川拳)と対戦することを発表した。
 ここまで7戦全勝(4KO)と順調にキャリアを重ねている桑原は、WBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級統一王者の井上尚弥(27=大橋)のスパーリングパートナーを務めていて、ジムも近い将来のチャンピオン候補として期待を寄せている。一方の湊は、9月26日(土)に元日本バンタム級王者の大場浩平(35=SUN-RISE)を撃破して名をあげたばかりだ。両者から試合に向けての意気込みコメントが届いた。
日本人選手が相手で気合いが入る
 約1年1ヶ月ぶりのリングに上がる桑原は「相手が久しぶりの日本人選手でかなり気合いが入っている。試合が決まらなかった時期も、試合前並みの充実した練習ができていて、いつ決まっても万全な状態を作っていたので試合が楽しみ」と決戦を心待ちにしていた。
盛り上がる試合をする
 「湊選手は先日、元日本チャンピオンからダウンを奪って勝っているだけに、勢いがあると思うので警戒している」と相手の印象を語ると、「試合までまだ時間があるのでしっかりとコンディションを作って、当日は盛り上がる試合をして必ず勝ちます。応援よろしくお願いします」と必勝を誓った。
ワクワクしている
 電話取材に応じた湊は「ダメージもなかったので」と、試合から2日後の28日(月)から練習を再開したことを明かした。ジムに来た湊の元にいくつか試合のオファーが来たが「一番強い相手を選んだ。以前から戦いたかったし、桑原選手はいずれ世界に行く選手なので、このチャンスを逃したくなかった」と対戦を喜んだ。
強くなれるチャンス
 湊は「勝つ気は満々だが、ボクサー湊義生として客観的に見たら(桑原選手は)スピードもテクニックもあるのでひいき目に見ても6:4か7:3で分が悪いと思う。だからこそ強くなれると思うし、自分の伸びしろに期待したい」と電話口で闘志を燃やした。