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[試合決定]2020.9.28

井上拓真が東洋王者の栗原慶太に挑戦!

バンタム級で激アツカードが決定!
 大橋ボクシングジムは28日、元WBC世界(ボクシング評議会)バンタム級暫定王者の井上拓真(24=大橋)が、OPBF東洋太平洋同級王者の栗原慶太(27=一力)に挑戦することを発表した。試合は2021年1月14日(木)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル」で行われる。
 世界王座奪還を目指す井上と15勝中13KOの強打者栗原によるバンタム級サバイバルマッチが実現する!
  井上は「国内で一番の強敵でパンチもあり危険な相手ですが、しっかり勝ってまた世界チャンピオンになります」とコメントを寄せた。
復帰戦でタイトルに挑む井上拓真(大橋)
 井上は、昨年11月に正規王者のノルディ・ウバーリ(34=フランス)との王座統一戦に臨んだが14戦目で初黒星を喫した。しかし、最終12回にはダウン寸前まで追い込み今後の活躍に期待を持たせた。井上は、世界暫定王座を獲得する前には、国内のトップ選手を次々と撃破し世界までの階段を駆け上った。再起戦で国内バンタム級トップ選手の栗原を倒し存在感を示したい。
2度目の防衛戦の栗原慶太(一力)
 一方、2018年12月に王座決定戦で王者に就いた栗原は、初回35秒KO勝ちで初防衛戦をクリア。前戦も世界ランカーに2回TKO勝ちと乗りに乗っている。破壊力抜群のパンチ力とチャンスに畳みかける決定力で相手をキャンバスに沈めている。常々、強い相手と戦いたいと公言している栗原は、元世界王者でWBCとWBOで世界ランクに入っている井上との対戦は願ったり叶ったりだろう。
 井上のスピードが勝るのか、それとも栗原の強打が火を噴くのか?予想が難しい極上のマッチメークだ。
中垣龍汰朗(21=大橋)がプロ2戦目
 アンダーカードでは、今年8月に鮮やかなKO勝ちでデビュー戦を飾った期待のルーキー中垣龍汰朗(21=大橋)が興法裕二(27=大橋)と、2019年全日本ミニマム級新人王の森且貴(20=大橋)は日本同級14位の竹田宙(20=S&K)と対戦することも発表された。日本フライ級9位の桑原拓(25=大橋)と松本圭佑(大橋)も出場予定だという。