ボクシングモバイルニュース
[前日計量]2020.9.23

東日本新人王予選も明日から2日間有観客開催!

ライト級浦川大将61.2kg.

 東日本新人王予選の前日計量とPCR検査が23日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局で行われた。計量後、出場選手は、新型コロナ感染リスクを遠ざけるため、都内のビジネスホテルに移動し、明日の試合までは外部との接触や外出が禁じられている。そんな中、ライト級でトーナメントにエントリーしている浦川大将(23=帝拳)がホテルに移動後、オンライン会見に応じた。いよいよ明日から2日連続で、有観客による東日本新人王予選が始まる。

 計量を61.2kgで1回目に無事クリアした浦川は「体調も良い。バッチリ」と調整がうまく進んだことをアピールした。昨年もエントリーしていた新人王予選は途中で敗退したため今年にかける意気込みは人一倍。「自分の力を出すだけ」と新人王獲得に自信を示した。

 コロナ禍の影響でジムが休館するなど、練習メニューに影響は出たものの「ジム以外で出来ることは意外に多かった」と振り返ると、走り込みを中心にシャドーボクシングなどでコンディションを作ってきたことを明かした。マスやスパーといった対人練習では、同門で自身が憧れる尾川堅一やホルヘ・リナレスらに胸を借りてきた。明日の試合会場となる後楽園ホールには浦川をサポートしてきたファンも応援に駆けつけることができるため、コロナ禍にも負けない成長ぶりをアピールしたい。