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[立ち話]2020.9.20

大橋哲朗「今は実力をつける時」

再起を目指す大橋哲朗(真正)
 2018年全日本スーパーフライ級新人王の大橋哲朗(21=真正)が再起に向けて静かに牙を研いでいる。昨年10月に日本ユース・スーパーフライ級王座決定戦で高山涼深(23=ワタナベ)とダウン応酬の激戦を繰り広げたが、8回TKO負けで涙を呑んだ。
 名門・真正ジム期待の新鋭は「これからさらに強くなってリングに戻る」と復活宣言した。
メンタルを強化している
 次戦は決まっていないという大橋だが「焦ってはいない。試合がしたい欲を少し抑えて今は日々精進していく」と冷静に現状を見つめ実力を蓄えている。
 「悔しかったので高山戦の映像は何度も観た」と言うと、「周りからは『ポイントを取っていた』と言われたが、自分としてはもっと強くならないといけないと思った。試合中のメンタル面を強化していかないといけない」と課題を挙げた。
負け相手に借りを返す
 高山へのリベンジを誓うが「今すぐにではなくて、もっと上のステージで戦えたら」とレベルアップを口にした。
次戦に期待!
 最近は家の近所の小料理屋に週3回ペースで通っていて「魚と焼き鳥が美味しくて本当に良くしてくれる。常連のお客さんも僕のことを応援してくれて感謝しています」。「今日も練習終わりに行きます。今日は天然鰻を食べる予定です」と笑顔を見せた。