[試合後談話]2020.9.13
ビッグベイビー岡本のビッグパンチ!
右:ビッグベイビー岡本(六島)が勝利
西日本新人王準決勝が13日、大阪・グリーンツダジムで無観客で開催され11月1日(日)に行われる決勝戦を目指して、し烈な争いが繰り広げられた。
ウェルター級4回戦ではビッグベイビー岡本(26=六島)が呉山清竜(19=尼崎亀谷)と対戦。岡本は、プレスをかけてボディ攻撃を軸に終始攻め続けて勝利した。
ウェルター級4回戦ではビッグベイビー岡本(26=六島)が呉山清竜(19=尼崎亀谷)と対戦。岡本は、プレスをかけてボディ攻撃を軸に終始攻め続けて勝利した。
終始、攻め続けた
試合後に囲み取材に応じた岡本は「なんとか生き残ることができて良かった」とデビュー戦での勝利に安堵の表情を浮かべた。岡本は、大阪私立大学ボクシング部出身でアマチュア29戦18勝11敗の成績を残しこの日を迎えた。
前日計量後はホテルで過ごした岡本は、WBA世界ミドル級タイトルマッチ、村田諒太(帝拳)VSアッサン・エンダム(フランス)第2戦の映像を徹底的に見て「今日の試合はワンツー、左ボディだけ打つと決めて臨んだ」と作戦を明かしたが、「同じパンチばかりで余裕がなかった」と反省するのも忘れなかった。
前日計量後はホテルで過ごした岡本は、WBA世界ミドル級タイトルマッチ、村田諒太(帝拳)VSアッサン・エンダム(フランス)第2戦の映像を徹底的に見て「今日の試合はワンツー、左ボディだけ打つと決めて臨んだ」と作戦を明かしたが、「同じパンチばかりで余裕がなかった」と反省するのも忘れなかった。
後楽園ホールのリングに上がりたい
「相手のジャブに少し慌てたが、ガードを固めたら効かなかったので落ちつくことができた」と豊富な手数で攻め切った。しかし、相手がクリンチをした際、自らパンチを出すのを止めてしまいセコンドから「友達じゃないんだぞ!」と激を飛ばされる場面も。岡本は「冷静になりすぎてしまった。プロの戦いに慣れていき、もっと倒す気持ちで臨みたい」と次戦に向けて気を引き締めていた。
今後の目標を聞かれた岡本は、「自分はペーペーなので、会長やトレーナーに言われたことを一つずつ出していきたい」と謙虚だったが、「全日本新人王決定戦まで勝ち上がり、ボクシングを始めた時から憧れている後楽園ホールのリングに上がりたい」と控えめに話した。
今後の目標を聞かれた岡本は、「自分はペーペーなので、会長やトレーナーに言われたことを一つずつ出していきたい」と謙虚だったが、「全日本新人王決定戦まで勝ち上がり、ボクシングを始めた時から憧れている後楽園ホールのリングに上がりたい」と控えめに話した。