[試合後談話]2020.8.14
千里馬神戸ジムの精鋭が魅せた!
左:高原裕之(28)
右:原優奈(25)が観客を魅了した
右:原優奈(25)が観客を魅了した
61回目を迎えた千里馬神戸ジム主催の「千里馬スーパーファイト」が14日、神戸常磐アリーナで行われ、この日は千里馬神戸ジム所属の4選手が出場。2勝2敗だったがどの選手も奮闘して観客を盛り上げた。
フェザー級8回戦には原優奈(25)、同じくフェザー級6回戦に高原裕之(28)が出場しともにKO勝ちを飾った。
フェザー級8回戦には原優奈(25)、同じくフェザー級6回戦に高原裕之(28)が出場しともにKO勝ちを飾った。
原優奈がランキング奪取に成功!
原は日本フェザー級13位の高須賀千春(34=フォーラムスポーツ)と激突。原は初回からスピードのある攻撃でペースを握ると2回に右ストレートでダウンを先取。3回に左フックで仕留めた。センスあふれるボクシングを見せた原が日本ランキング入りを濃厚とした。
上位ランカーを倒していく
A級初戦で見事なKO勝ちを飾った原は「相手のパンチもよく見えたし集中してできた」と冷静に振り返ると、「日本ランク入りはうれしいがここで満足するつもりはない。スーパーバンタム級、フェザー級の上位ランカーをボコボコにして上がっていく」とさらなる飛躍を誓った。関西にまたひとり期待のホープが誕生した。
日本ランカーとの対戦を熱望した高原裕之
溝越斗夢(21=緑)と対戦した高原は、初回からプレスをかけて右ストレートで迎え撃つと、3回に強烈な右でキャンバスに沈めた。
4連勝となった高原は「相手はスピードはあったが、距離は支配していると思った。右カウンターは自然と出た。試合が決まった時は勝てるか不安だったが勝てて良かった」と安堵の表情を浮かべた。
同じ階級で3歳年下の後輩の原とは、普段から親交が深く一緒にご飯を食べに行く仲だという。「(原とは)良いライバル関係。自分も早く日本ランカーになれるように追いつきたい」と切磋琢磨していく。
4連勝となった高原は「相手はスピードはあったが、距離は支配していると思った。右カウンターは自然と出た。試合が決まった時は勝てるか不安だったが勝てて良かった」と安堵の表情を浮かべた。
同じ階級で3歳年下の後輩の原とは、普段から親交が深く一緒にご飯を食べに行く仲だという。「(原とは)良いライバル関係。自分も早く日本ランカーになれるように追いつきたい」と切磋琢磨していく。
左:見村徹弥(千里馬神戸)<br>右:井上夕雅(尼崎亀谷)
セミファイナルではフライ級8回戦で見村徹弥(24=千里馬神戸)と井上夕雅(21=尼崎亀谷)が対戦。見村がジャブを浴びせて先制攻撃に成功したが、井上のボディ攻撃に失速。体力を消耗しロープを背負いながらも懸命にパンチを返したが、井上の圧力に判定負けを喫した。
再起してもっと強くなる!
試合後取材に応じた見村は「パンチもフットワークもレベルが足りなかった。ボディが効いて倒れそうになったが、声援が聞こえたので倒れるわけにはいかないと踏ん張った」と試合を振り返った。
最後に「もっと進化した姿を見せてリングに帰ってくる」と再出発を誓った。
最後に「もっと進化した姿を見せてリングに帰ってくる」と再出発を誓った。