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[ニュース]2020.8.14

3冠王者の吉野修一郎が元王者と激突!

ライト級3冠王者!吉野修一郎
 三迫ボクシングジムは14日、日本&OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ、王者の吉野修一郎(28=三迫)対元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン(39=角海老宝石)戦を発表した。
 試合は、9月3日(木)に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントで行われる。吉野は日本王座6度目、OPBF王座とWBOアジアパシフィック王座は初防衛戦になる。当日は、700人と制限はあるものの有観客試合として行われる。
2月の日本王座防衛戦
 吉野は、今年2月のチャンピオンカーニバルで同級1位の富岡樹(23=REBOOT.IBA)と対戦。初回にダウンを喫し、その後も挑戦者のスピードに苦しんだが、8回に左フックから連打でキャンバスに沈めて逆転勝ちした。持ち前のパワーとチャンスを逃さない嗅覚はこの階級で頭ひとつ抜けている。
熱望していた相手との対戦が決まった
 7月1日にジムで取材した際、「国内ならこれからは名前のある相手と戦っていきたい」と細川の名前を挙げていた。熱望していた相手との試合でモチベーションも高い。36戦目を迎える元王者を倒して世界をアピールすることができるのか!?
王座返り咲きを目指す!
 一方、階級を下げて日本王座2階級制覇と一気に3本のベルトを狙う細川は、昨年11月にライト級転向初戦で有岡康輔(26=三迫)に初回45秒KO勝ちし復活をアピールした。今年3月にオーストラリアで地域王座に挑戦する予定だったが、新型コロナウィルスの影響で中止。願ってもないチャンスに闘志を燃やす。これまで下馬評をひっくり返して栄冠を勝ち取ってきた策士が絶対王者に挑む!
藤田裕崇(三迫)が移籍初戦を迎える!

 アンダーカードには名古屋大橋ジム(大橋弘政会長)から三迫ジムに移籍した藤田裕崇(25)が登場。藤田といえば昨年の全日本新人王スーパーライト級西軍代表。敗れはしたものの、後楽園ホールのファンを魅了した荒削りなハードパンチャーが帰ってくる。