[前日計量]2020.8.11
西日本の若武者に注目!
左:長尾太我(SUN-RISE)右:杉本太一(勝輝)
西日本新人王戦とオープン戦を含めたオール4回戦興行の前日計量と抗体検査が11日、大阪・豊中市内の病院で行われ、出場選手全員が計量をクリアし、抗体検査も全員陰性だった。
西日本新人王スーパーフライ級4回戦では杉本太一(22=勝輝)と長尾太我(24=SUN-RISE)が対戦する。両者は2018年9月に対戦(引き分け)で今回が再戦となる。
さらに、鳥取県唯一のプロ加盟ジムの結花ジム所属の中本豊(25)と仲山翔仁(25)は車で3時間かけて計量会場に駆けつけパスした。
試合は明日の12日に大阪・豊中ローズ文化ホールで無観客試合で行われる。
西日本新人王スーパーフライ級4回戦では杉本太一(22=勝輝)と長尾太我(24=SUN-RISE)が対戦する。両者は2018年9月に対戦(引き分け)で今回が再戦となる。
さらに、鳥取県唯一のプロ加盟ジムの結花ジム所属の中本豊(25)と仲山翔仁(25)は車で3時間かけて計量会場に駆けつけパスした。
試合は明日の12日に大阪・豊中ローズ文化ホールで無観客試合で行われる。
きっちりと決着をつける
500gアンダーの51.6kgでパスした杉本は「前回は引き分けだったので、きっちりと決着をつけて次に進みたい。新人王にはこだわりがある。全日本新人王になって日本ランキングに入りたい」と意気込みを語った。
同い年で同門のA級選手の竹嶋海刀の活躍に刺激を受けているという杉本は頂点を目指す。
同い年で同門のA級選手の竹嶋海刀の活躍に刺激を受けているという杉本は頂点を目指す。
倒して勝つ
一方の長尾は200gアンダーの51.9kgで秤を降りた。「どっちが強くなっているか明日が楽しみ。スタミナを強化してきたのでそこを見てほしい」と勝利を約束した。
左:中本豊(22=結花)<br>右:仲山翔仁(25=結花)
結花ジム所属の中本豊(22)はスーパーバンタム級4回戦、仲山翔仁(25)は59.5kg契約4回戦に出場する。
700gアンダーの54.6kgで計量を終えた中本は「気合がみなぎっている」と試合が待ちきれない様子。福原寛人会長から「死ぬ気で勝ちにいけ」と檄を飛ばされていることを明かすと、「デビュー戦は冷静に戦うことができなかったので、落ち着いてサウスポーの利点を活かして勝ちにいく」と連勝を目指す。対戦相手の菊池雄貴(19=本橋)はリミットちょうどの55.3kgでパスした。
700gアンダーの58.8kgで合格した仲山は「(減量が)なんとか上手くいった」と第一関門突破に安堵の表情。WBA世界ミドル級王者の村田諒太(34=帝拳)の試合をテレビで見てボクシングを始めた仲山は「4ラウンドしかないので様子を見すぎないで、最初から攻めていく。プレッシャーは感じるが、明日は練習してきたことを出す」と静かに闘志を燃やした。仲山と手を合わせる岩崎圭吾(31=ワイルドビート)はリミットちょうどの59.5kgでクリアした。
700gアンダーの54.6kgで計量を終えた中本は「気合がみなぎっている」と試合が待ちきれない様子。福原寛人会長から「死ぬ気で勝ちにいけ」と檄を飛ばされていることを明かすと、「デビュー戦は冷静に戦うことができなかったので、落ち着いてサウスポーの利点を活かして勝ちにいく」と連勝を目指す。対戦相手の菊池雄貴(19=本橋)はリミットちょうどの55.3kgでパスした。
700gアンダーの58.8kgで合格した仲山は「(減量が)なんとか上手くいった」と第一関門突破に安堵の表情。WBA世界ミドル級王者の村田諒太(34=帝拳)の試合をテレビで見てボクシングを始めた仲山は「4ラウンドしかないので様子を見すぎないで、最初から攻めていく。プレッシャーは感じるが、明日は練習してきたことを出す」と静かに闘志を燃やした。仲山と手を合わせる岩崎圭吾(31=ワイルドビート)はリミットちょうどの59.5kgでクリアした。
本橋ジム所属の左:本橋大我(21)<br>中央:末継海里(19)<br>右:菊池雄貴(19)
京都にある本橋ジムからは3選手が出場する。西日本新人王フェザー級4回戦に登場する本橋大我(21=本橋)は400gアンダーの56.7kgでパス、拳を交える垣内元気(26=白鷺)は600gアンダーの56.5kgだった。本橋は「(計量をパスして)リングに上がる資格は得たので、あとは勝つだけ。ここまで勝った試合はすべて判定だったので明日は倒して勝つ」とKO宣言した。
西日本新人王スーパーバンタム級4回戦では末継海里(19=本橋)と福永宇宙(22=黒潮)が対戦する。末継は800gアンダーの54.5kg、福永は100gアンダーの55.2kgで合格した。新人王初参戦の末継は「相手は4戦全勝で強い選手だが戦うのが楽しみ。自分が初黒星をつける。パンチ力には自信があるので倒しにいく」と拳を握った。
スーパーバンタム級4回戦に出場する菊池雄貴(19=本橋)は「明日はボクシングを楽しみたい。その上で勝つ」とコメント。小学生の時にイオンモールで元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏のイベントを見てボクシングを始めたという菊池は2戦目での初勝利を目指す。
西日本新人王スーパーバンタム級4回戦では末継海里(19=本橋)と福永宇宙(22=黒潮)が対戦する。末継は800gアンダーの54.5kg、福永は100gアンダーの55.2kgで合格した。新人王初参戦の末継は「相手は4戦全勝で強い選手だが戦うのが楽しみ。自分が初黒星をつける。パンチ力には自信があるので倒しにいく」と拳を握った。
スーパーバンタム級4回戦に出場する菊池雄貴(19=本橋)は「明日はボクシングを楽しみたい。その上で勝つ」とコメント。小学生の時にイオンモールで元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏のイベントを見てボクシングを始めたという菊池は2戦目での初勝利を目指す。
岩谷忠男(37=神拳阪神)
西日本新人王スーパーバンタム級4回戦では岩谷忠男(37=神拳阪神)と小島一希(24=寝屋川石田)が対戦する。岩谷は200gアンダーの55.1kg、小島は100gアンダーの55.2kgで秤を降りた。
岩谷は、今年の6月でボクサー定年の37歳を迎えたため、勝ち続けて全日本新人王になり日本ランク入りすることが現役続行の条件となる。約4年2ヶ月ぶりにリングに上がる岩谷は「これが自分にとって最後の新人王トーナメントになるので出ることに決めた」と出場した理由を明かすと、「負ければ最後の試合になるが、そうはならないようにしたい。攻め続けて最後は倒す」と必勝を誓った。
岩谷は、今年の6月でボクサー定年の37歳を迎えたため、勝ち続けて全日本新人王になり日本ランク入りすることが現役続行の条件となる。約4年2ヶ月ぶりにリングに上がる岩谷は「これが自分にとって最後の新人王トーナメントになるので出ることに決めた」と出場した理由を明かすと、「負ければ最後の試合になるが、そうはならないようにしたい。攻め続けて最後は倒す」と必勝を誓った。