[ニュース]2020.8.10
テンカウント滋賀ジムが初勝利!
テンカウント滋賀ジム
滋賀県で初のプロ加盟ジムとして活動している、テンカウント滋賀ジム所属の西井伸翼(にしい・しんすけ/28)が10日、大阪・淀川区民センターで開催された「APOLLO KO LIVE」第4試合56.2kg契約4回戦に出場。湯浅悠希(29=アポロ)を相手にデビュー戦を行い、4ラウンドTKO勝ちした。
滋賀県のジムとして、初の試合に臨んだ西井が歴史的勝利を呼び込んだ。
滋賀県のジムとして、初の試合に臨んだ西井が歴史的勝利を呼び込んだ。
手数で圧倒した
開始から西井が豊富な手数で攻め立てペースを握ると、最後までスタミナを切らさず上下に打ち分け攻勢。最終4回にパンチをまとめてストップ勝ちした。豊富な練習量に裏付けされた無尽蔵のスタミナをいかんなく発揮した!
右:一ノ宮茂樹トレーナーと新人王を目指す
デビュー戦を勝利した西井は「最初から手数を出していく作戦だった。初回で決めたかったが動きが硬くて思ったようにはいかなかったが、スタミナが切れることはなかった。勝った瞬間は『やっと終わった』とホッとした」と喜びに浸った。
この試合に向けてコンビを組む元A級選手の一ノ宮茂樹トレーナーの下、徹底的に走り込んでスタミナ強化に努めた。西井は「試合後、先生(一ノ宮氏)になんて言われるかダメ出しが怖かった」とチラリと見て笑いを誘ったが、「これからもっと走ってスタミナをつけます」と貪欲な姿勢を見せた。
この試合に向けてコンビを組む元A級選手の一ノ宮茂樹トレーナーの下、徹底的に走り込んでスタミナ強化に努めた。西井は「試合後、先生(一ノ宮氏)になんて言われるかダメ出しが怖かった」とチラリと見て笑いを誘ったが、「これからもっと走ってスタミナをつけます」と貪欲な姿勢を見せた。
勝ってホッとしている
テンカウント滋賀ジムは、元々は福井県にジムを構えていたが、2018年に移転しプロ加盟した。高校時代は空手をしていた西井は、就職後にフィットネス感覚で当時、福井県にあったジムに入門。最初はプロ志望ではなかったが「ボクシングの魅力にハマって」とプロボクサーを志した。
現在も福井県に住んでいる西井は、車で片道1時間かけて滋賀県のジムに通っている。「車でジムに行くのはしんどいがそれ以上に楽しい。ボクシングが好きなのでなんてことはないです」と白い歯を見せた。
現在も福井県に住んでいる西井は、車で片道1時間かけて滋賀県のジムに通っている。「車でジムに行くのはしんどいがそれ以上に楽しい。ボクシングが好きなのでなんてことはないです」と白い歯を見せた。
岡泰之会長
岡泰之会長(54)は「いつもだったらもう少し動けるが、デビュー戦なので硬かった。でも、それは仕方のないこと。勝てて本当に良かった」と愛弟子を称えて、滋賀県のジム初のプロボクサーの勝利を喜んだ。