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[海外前日計量]2020.7.21

シーズン1ラストの前日計量バルデスvsべレス

トップランク&ESPNサマーシリーズ

 米国・ラスベガスのMGMグランドカンファレンスセンターで21日(日本時間22日)に開催される、トップランク社とESPNによるサマーシリーズのシーズン1ラストとなる前日計量が20日に行われた。メインイベントでは前WBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者オスカル・バルデス(29=メキシコ)が、ジェイソン・ベレス(32=プエルトリコ)を相手にスーパーフェザー級10回戦を迎える。

 アンダーカードでは王座を返上したエマヌエル・ナバレッテ(25=メキシコ)に2連敗を喫して以来のリングとなる、元WBO世界スーパーバンタム級王者のアイザック・ドグボエ(25=英/ガーナ)が再起のリングに上がる。元世界王座挑戦者のクリス・アバロス(30=米)とフェザー級8回戦を行う。

バルデスvsべレス

 このサマーシリーズ1番の注目試合と言われるバルデスvsべレス戦。スーパーフェザー級リミット58.9kgをバルデスは100gアンダーの58.8kgで合格。対するペレスはリミット58.9kgで秤を降りた。

 昨年11月にスーパーフェザー級転向第1戦を戦ったバルデスは、2回に倒されるも7回にダウンを奪い返して7回ストップ勝ち。内定しているWBC同級王者のミゲール・ベルチェル(28=メキシコ)への指名挑戦へ弾みをつけたいところだ。べレスはここ5戦を3勝3KO2敗とし、18年5月にはライアン・ガルシア(21=米国)を相手に破れるも判定まで粘って見せた。

ドグボエvsアバロス

 フェザー級リミット57.1kgをドグボエは100g軽い57kgでパス。アバロスはリミット57.1kgでクリアした。

 ドグボエにとっては昨年5月の返り討ちとなったナバレッテ戦から約14ヶ月ぶりの再起戦。一方のアバロスはレオ・サンタ・クルス(31=メキシコ)やカール・フランプトン(33=英)に世界挑戦の経験を持つ。直近は2連敗を喫しているが、フェザー級の一戦で戦ってきている古豪だけにドグボエの仕上がりに注目だ。