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[試合速報]2020.7.16

無観客試合!井上浩樹vs永田大士!

井上浩樹vs永田大士の結果は?
 日本ボクシング初のPCR検査を導入した試合が16日、無観客の後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.72」で行われた。コロナ禍で3月からボクシング興行はストップしていたが、東京では日本スーパーライト級タイトルマッチ、王者の井上浩樹(28=大橋)対同級1位の永田大士(30=三迫)からイベントが再開した。

 デビューから15戦全勝のチャンピオン井上は、日本王座2度目の防衛戦。挑戦者の永田が勝てば、三迫ジムに現役6人目の日本チャンピオンが誕生となり、ひとつのジムに所属する現役日本王者の数の日本記録を更新する。声援のない中で行われたサウスポー同士による一戦、勝利の手が挙がったのは――。

 試合の模様は19日(日)25時55分(20日午前1時55分)からフジテレビで放送されるので、お見逃しなく!
新チャンピオン永田大士(三迫)
 2度目のタイトル挑戦でベルトを奪取に成功した永田は「すごく険しい道のりでしたが、これからがスタート。加藤健太トレーナーのおかげで勝てました」とリング上で喜んだ。

 試合後のオンライン会見で大橋秀行会長は「受け身になって悪い面が出た。良い部分もあったが、メンタル面で悪いところが出た」と感想を語った。

 また、観戦に来ていたWBA(世界ボクシング協会)バンタム級スーパー王者、IBF(国際ボクシング連盟)同級王者の井上尚弥(27)は「本人の中で何がやりたいのかまったく伝わってこなかった。また、気持ちも含めて一から出直してほしい」と大橋会長を通じて辛口コメントを残した。