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[コラム]2020.7.5

伝統のフライ級の歴史を辿る

8月21日に世界フライ級王座に挑む中谷潤人(M・T)
 8月21日(金)に後楽園ホールで世界初挑戦する中谷潤人(22=M・T)は、フライ級の世界王座を狙う。このフライ級は日本のお家芸と言える階級でこれまで数多くの日本人世界チャンピオンを輩出してきた。過去の名王者や名勝負を紐解き、栄光のフライ級史を紹介していく。

 ハエを意味するフライ級は、50.8kgを体重上限とする階級で全17階級中3番目に軽いクラスだ。これまで日本のジムに所属するフライ級の世界王座には19名が就いており(江藤光喜(白井・具志堅)の暫定王者も含めると20名)しており、世界王座獲得最多階級となる。