ボクシングモバイルニュース
[JPBA]2020.7.3

試合に出場選手のPCR検査費用などをJPBAが補助

7月12日からボクシング再開

 日本ボクシング協会(JPBA)の第二回理事会が3日、予定通り行われた。この日は、主にボクシング興行再開に向けた新型コロナ感染防止対策に関して話し合われた。7月12日から再開する興行だが、JBC(日本ボクシングコミッション)の健康管理に関するガイドラインに沿って、出場選手は前日計量時にPCR検査を受けることと前日計量後の分離(前日計量終了後に出場選手は、新型コロナ感染を防止するためにホテルに滞在し、試合までの行動や部外者との接触が制限される)が義務付けられているが、この費用は興行を主催する各プロモーターが負担する。ただし、7月から9月と10月から12月に期間を2分して費用の一部をJPBAが補助することが決まった。それぞれ興行開催日の該当期間によって支給額が異なる。コロナ対策の補助金は、各興行に出場する選手の人数に応じて、一律で各プロモーターに支給される。ボクシング興行再開に伴い、出場選手のPCR検査の実施を基本とする一方で、各自治体などの医療体制などを鑑みて、PCR検査が受けられない場合には、抗原検査や抗体検査を実施するなどして、感染防止に最大限の努力をすることが伝えられた。