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[ニュース]2011.6.30

元王者コステロ氏が逝去

 80年代を中心に活躍した元WBC世界スーパーライト級王者ビル・コステロ氏(米)が29日、肺がんのためニューヨークの病院で逝去した。55歳だった。
 コステロ氏は79年8月にプロデビュー。84年にはブルース・カリー(米)を10回TKOに下してWBC世界スーパーライト級王座を獲得。このタイトルはロニー・シールズ(米)、ソウル・マンビー(米)、リロイ・ヘイリー(米)から3度防衛。85年にロニー・スミス(米)に8回TKO負けを喫し王座を失った。なお、このベルトはスミスからレネ・アルレドンド(メキシコ)⇒浜田剛史(帝拳)へと受け継がれた。
86年には元3階級制覇者アレクシス・アルゲリョ(ニカラグア)とも対戦したが4回TKO負け。6年後に戦線復帰を果たし、9連勝を収めたのち99年に引退した。
通算戦績は42戦40勝(23KO)2敗。