[コロナ対策]2020.6.11
2度の抗体検査と前日計量後に隔離で試合
試合まで隔離と2度の抗体検査を実施
JBC(日本ボクシングコミッション)とJPBA(日本ボクシング協会)による新型コロナウイルス対策連絡協議会が11日、オンラインで行われた。この日の協議会では、主にボクシング興行再開時のガイドラインが話し合われた。
試合に出場する選手は、前日計量を終えた後、試合までホテルに隔離される。隔離中は外出、来客者との接触、食事、送迎に関して厳しく管理されることになる。また、選手とレフェリーは試合の3週間前と前日計量時の計2回抗体検査を医療機関で受けることが義務付けられている。ボクシング再開後、最初のイベントとなる7月12日(日)に刈谷あいおいホールで開催される予定の中部新人王予選の出場選手は、医療機関で6月20日(土)に抗体検査を行う。
既にスポーツ庁とも検討を始めたPCR検査の実施に関して、ボクシング界もプロ野球やサッカーJリーグなどと足並みを合わせて、全国でP実施できるよう関係機関と調整を進めていく。
世界戦に関しては、主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)がそれぞれにガイドラインを設けているが、出場選手の1週間の隔離など、より厳しい管理体制を求められる可能性が高い。