[Zoom会見]2020.6.5
はじめの一歩トーナメント決勝は8月22日
決勝はネットでライブ配信
はじめの一歩30周年記念「フェザー級トーナメント」の決勝戦を主催するDANGANプロモーションが5日、オンラインで発表会見を開いた。試合は8月22日(土)に後楽園ホールで行われる。現在のところ無観客試合を想定して準備を進めている。この日のオンライン会見には、決勝で対戦する日本ランキング4位の渡部大介(28=ワタナベ)と現在ノーランカーだが実力者として評価の高い草野慎悟(31=三迫)も参加した。
クラウドファンディングで支援を呼びかける
年間約30興行を主催してきた同プロモーションだが、新型コロナ感染の影響を受けて、古澤将太代表は「今回は新たな取り組みとしてクラウドファンディングを活用して大会運営を実現させたい」とファンのサポートを呼びかけた。
リターンに注目!
クラウドファンディングのリターンも複数用意されている。特記すべきは、試合会場に支援者のアバターパネルの設置や1ヶ月間のパーソナリトレーニング+食事管理、コーナーポスト広告、はじめの一歩オリジナルTシャツだ。試合は有料動画配信サービス「Boxing Raise」でライブ配信される。ライブ配信中は副音声で「はじめの一歩」の作者の森川ジョージ先生とJBスポーツ山田武士トレーナーの対談が楽しめる。
草野慎悟vs渡部大介
予選から強豪を相手に競り勝ってきた渡部は「(草野選手は)不利予想が立っている中でもしっかりと勝ち上がってきて、地力と根性のある選手。簡単に勝たせてくれない相手だと思っている」と気を引き締めると「相手はデンプシーロール(はじめの一歩の主人公、幕の内一歩の必殺技)を出すと言っているので、デンプシーロール返しで倒したい。はじめの一歩の大会にふさわしくKOで勝ちます」とKO宣言した。
決戦は8月22日(土)
一方、優勝と渡部の持つ日本ランキングを奪いにいく草野は「自粛期間中はジムで練習することはできなかったが、走り込みを中心にフィジカルトレーニングと相手を想定してのシャドーボクシングで調整して、以前より強くなったと思う。渡部選手は、日本4位にふさわしい強い相手。周りからも負けると言われているが、気持ちで負けない」と静かに闘志を燃やした。