ボクシングモバイルニュース
[コラム]2020.5.29

世界のトップと拳を交えた男の証言(大沢宏晋編)

 2012年11月にデビューして以来、27戦全勝(21KO)と負けなしの前WBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者のオスカル・バルデス(29=メキシコ)。パワフルで高い攻撃力が持ち味のバルデスは、挑戦者を退け6度の防衛に成功した。
 このバルガスと拳を交えたのが、当時WBO世界同級1位の大沢宏晋(35=オール)だ。試合は、2016年11月5日(日本時間11月6日)米国ネバダ州ラスベガス・トーマス&マックセンターで行われ、バルガスにとってこれが初防衛戦で大沢は世界初挑戦だった。さらに、メインイベントにはスーパースターのマニー・パッキャオ(フィリピン)が登場する大舞台でもあった。